NHK朝ドラ「ほんのモキチ」のモデルは誰?悪妻と呼ばれた理由

2028年度前期のNHK朝ドラ「ほんのモキチ」が発表され、主演を河合優実さん、脚本を宮藤官九郎さんが務めることが明らかになりました。

ただ、タイトルだけを見ると「ほんのモキチってどんな話?」「モデルは誰?」と気になった人も多いのではないでしょうか。

「ほんのモキチ」は、日本を代表する歌人・斎藤茂吉さんと、その妻・齋藤輝子さんをモデルにした物語です。

さらに注目されているのが、齋藤輝子さんが“悪妻”や“猛女”と呼ばれた人物だという点です。

朝ドラといえば、前向きに人生を切り開くヒロイン像を思い浮かべる人も多いでしょう。

しかし「ほんのモキチ」は、自由奔放な妻と、陰気で粘着質な夫による“朝ドラ史上最も不仲な夫婦”を描く作品とされています。

この記事では、NHK朝ドラ「ほんのモキチ」がどんな話なのか、モデルは誰なのか、そして齋藤輝子さんが悪妻と呼ばれた理由について整理します。

目次
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NHK朝ドラ「ほんのモキチ」はどんな話?

NHK朝ドラ「ほんのモキチ」は、2028年度前期に放送予定の連続テレビ小説です。

第118作目となる本作は、歌人・斎藤茂吉さんと、その妻・齋藤輝子さんをモデルにした物語です。

ただし、実在の人物をそのまま描く作品ではありません。

NHKの発表では、実在の人物をベースにしながら、登場人物名や団体名などを一部改称し、フィクションとして描かれるとされています。

ドラマで河合優実さんが演じる主人公は、杜テル子です。

杜テル子のモデルとなっているのは、斎藤茂吉さんの妻・齋藤輝子さんです。

夫のモ吉は、日本を代表する歌人であり、大病院の院長でもある人物として描かれます。

一方で、妻のテル子は、家事や育児におさまらず、派手好きで奔放、負けず嫌いな女性として描かれるようです。

つまり「ほんのモキチ」は、偉人の妻が夫を支える美談ではありません。

自由に生きる妻テル子と、陰気で粘着質な夫モ吉が、ぶつかり合いながら生きていく夫婦の物語です。

“朝ドラ史上最も不仲な夫婦”という言葉が使われていることからも、これまでの朝ドラとはかなり違う空気の作品になりそうです。

しかも脚本は、「あまちゃん」でも知られる宮藤官九郎さんです。

重くなりそうな夫婦の不仲や衝突も、ただ暗く描くのではなく、笑いや毒気を交えた物語として描かれる可能性があります。

「ほんのモキチ」は、良妻賢母ではないヒロインを通して、妻とは何か、夫婦とは何か、そして自分らしく生きるとはどういうことかを描く朝ドラになりそうです。

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NHK朝ドラ「ほんのモキチ」のモデルは誰?

画像提供:斎藤茂吉記念館/出典:ステラnet「2028年度前期 連続テレビ小説『ほんのモキチ』制作発表」

NHKでは、2人を“朝ドラ史上最も不仲な夫婦”とも紹介しており、この夫婦写真からも、どこか距離感のある独特な空気が伝わってくるようにも感じます。

齋藤輝子はどんな人?良妻賢母とは違う生き方

齋藤輝子さんは、大病院を経営する斎藤家の娘として育ち、将来の院長夫人として期待された女性です。

ただ、一般的な「良妻賢母」とは少し違い、派手好きで負けず嫌い、家事や育児に縛られず、自分の気持ちに正直に生きた人物として紹介されています。

一方、夫の斎藤茂吉さんは、日本を代表する歌人であり、精神科医としても知られる人物です。

歌集『赤光(しゃっこう)』で高い評価を受け、「死にたまふ母」などの短歌でも知られています。

つまり「ほんのモキチ」は、有名な歌人の人生だけを描く物語ではありません。

その妻として生きながらも、型にはまらず自由に生きた齋藤輝子さんの人生にも、大きく焦点が当たる作品になりそうです。

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斎藤輝子が悪妻と呼ばれた理由

齋藤輝子さんが“悪妻”と呼ばれた理由は、当時の「妻らしさ」から大きく外れた生き方にあったとされています。

今でこそ、自分らしく自由に生きる女性は珍しくありません。

しかし、齋藤輝子さんが生きた時代は、夫を支え、家を守り、家庭に尽くす「良妻賢母」が理想とされた時代でした。

NHK公式発表では、齋藤輝子さんについて次のように紹介されています。

・家事も育児もしない
・口が悪い
・奔放
・負けず嫌い
・派手好き
・自分の気持ちに正直に生きた

夫に献身的に尽くすというより、自分の意思を優先して生きた女性だったようです。

一方で、夫の斎藤茂吉さんも、決して“理想の夫”として描かれているわけではありません。

NHKでは、大病院の院長でありながら、陰気で粘着質、人望もない“残念な夫”とも紹介されています。

つまり、「ほんのモキチ」は、一方だけが悪い夫婦の話ではなさそうです。

自由奔放な妻と、不器用で扱いづらい夫。

価値観も性格も真逆だった2人が、ぶつかり合いながら生きていく“でこぼこ夫婦”の物語として描かれるようです。

ただ、「悪妻」という言葉だけを見ると、冷たい印象を受ける人もいるかもしれません。

一方で現在の感覚から見ると、齋藤輝子さんは「妻だからこうあるべき」という時代の価値観に縛られず、自分らしく生きた女性とも受け取れます。

実際、晩年には世界108か国を旅し、「痛快ばあさん」と呼ばれるほど行動力のある人物としても知られています。

だからこそ、「ほんのモキチ」は単なる夫婦の不仲ドラマではなく、時代に収まりきらなかった1人の女性の生き方にも注目が集まりそうです。

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「ほんのモキチ」は“不仲夫婦”をどう面白く描く?

NHKでは、「ほんのモキチ」の夫婦を“朝ドラ史上最も不仲な夫婦”とも紹介しています。

ただ、ここで気になるのが、「半年間ずっとケンカする話なの?」という点です。

朝ドラというと、苦労しながらも前向きに生きるヒロイン像を思い浮かべる人も多いでしょう。

しかし「ほんのモキチ」は、自由奔放な妻テル子と、陰気で粘着質な夫モ吉という、かなりクセの強い夫婦です。

普通なら重くなりそうな設定ですが、脚本を担当するのは宮藤官九郎さんです。

宮藤官九郎さんは、ダメな人、不器用な人、面倒くさい人間関係を、どこか笑えて愛おしく見せる作品でも知られています。

そのため「ほんのモキチ」も、単なる夫婦の不仲ドラマではなく、「なんでこの2人別れないんだろう」と思いながら見てしまう、ケンカさえクセになる“でこぼこ夫婦劇”として描かれる可能性があります。

また、良妻賢母ではないヒロインという点も、これまでの朝ドラとは少し違う空気を感じさせます。

“完璧じゃない夫婦”だからこそ、逆に共感を集める作品になるのかもしれません。

河合優実が主演で注目される理由

「ほんのモキチ」で主人公・杜テル子を演じるのは、河合優実さんです。

発表時点で「なぜ河合優実?」と感じた人もいたかもしれません。

ただ、今回の主人公像を見ると、河合優実さんの起用には納得感があります。

杜テル子は、良妻賢母ではありません。

口が悪く、負けず嫌いで、自由奔放。

しかも“悪妻”とも呼ばれた、かなりクセの強い人物です。

ただ明るく元気なだけでは成立しない役とも言えそうです。

河合優実さんは、静かな表情や少ないセリフでも、感情の揺れや人物のクセを自然に見せる演技が高く評価されてきました。

映画「あんのこと」では複雑な背景を持つ女性を演じ、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞も受賞しています。

また、河合優実さんと宮藤官九郎さんは、2024年のドラマ「不適切にもほどがある!」でもタッグを組んでいます。

河合優実さんが演じた小川純子は、作品の中でも強い存在感を残したキャラクターでした。

そのため、今回の朝ドラ主演決定にも、「また宮藤官九郎さんと河合優実さんが組むのか」と納得した人も多かったのではないでしょうか。

宮藤官九郎さんも、NHKのコメントで「真っ先に河合優実さんが思い浮かびました」と語っています。

さらに、河合優実さんについて「キレ味の良さ」「醒めた目つき」「佇まい」を挙げ、テル子役にぴったりだとコメントしています。

“いい妻”でも“悪い妻”でも片付けられない、強くて不器用な女性。

だからこそ、河合優実さんがどんなテル子を演じるのか、今から注目が集まっているのでしょう。

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まとめ

NHK朝ドラ「ほんのモキチ」は、歌人・斎藤茂吉さんと妻・齋藤輝子さんをモデルにした物語です。

ただ、一般的な“偉人の妻”の物語とは少し違いそうです。

“悪妻”や“猛女”とも呼ばれた齋藤輝子さんをモデルに、自由奔放な妻テル子と、陰気で粘着質な夫モ吉による“朝ドラ史上最も不仲な夫婦”が描かれるとされています。

しかも脚本は宮藤官九郎さん、主演は河合優実さんです。

重くなりそうな夫婦の衝突を、どこまで笑えてクセになる物語として描くのか。

これまでの朝ドラとは違う空気の作品になりそうで、今後のキャスト発表にも注目が集まりそうです。

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