2026年10月16日スタートのTBS金曜ドラマ『LOST10』は、横浜流星さん主演、小栗旬さん共演の完全オリジナル・ヒューマンサスペンスです。
北海道の登山ツアーで起きた「支樺岳事件」をきっかけに、食い違う証言、裏切り、巨大な権力が絡み合っていきます。刑事・小駒とフリーの保険調査員・直は、敵にも味方にもなる異色のバディ。いったい誰を信じればいいのでしょうか。
9月11日には松下洸平さん、市川実日子さんの出演も発表され、物語の中心となる10人のキャストが出そろいました。
この記事では、『LOST10』のキャスト・人物相関図、あらすじ、原作、ロケ地に加え、『最愛』『Nのために』などを手掛けた脚本家・監督・プロデューサーの過去作品から、先の読めない物語を考察します。
LOST10はどんなドラマ?完全オリジナルのヒューマンサスペンス
物語の舞台は北海道。登山ツアー中に起きた遭難事故、通称「支樺岳(しからだけ)事件」の真相を追うところから始まります。
しかし、これは単なる遭難事故の謎を解く物語ではありません。
関係者の証言は食い違い、裏切りや巨大権力まで絡み始めます。しかも塚原あゆ子監督は「遭難事件は始まりに過ぎない」と明かしており、10人のキャラクターを軸に次々と謎が展開していきます。
主人公は、横浜流星さん演じる刑事・小駒。そして小栗旬さん演じるフリーの保険調査員・直が、小駒とともに事件の核心へ近づいていきます。
ところが2人の関係は、ずっと同じではありません。
あるときは敵、あるときは味方――。
「すべてを疑え」をテーマに、誰が加害者で誰が被害者なのかさえ簡単には決められない、二転三転する物語になりそうです。
LOST10公式相関図|キャスト・登場人物の関係
『LOST10』の公式相関図が公開されました。
物語の核となる10人に加え、北海道警、全日保険リサーチ、支樺岳ツアー参加者とその家族など、これまで見えていなかった周辺人物も一気に明らかになっています。
相関図を見ると、小駒と直を中心に「警察」「保険」「支樺岳事件」の人物が別々に存在しているのではなく、複数の線でつながり始めていることが分かります。
誰が事件を追う側で、誰が支樺岳事件の当事者なのか。さらに、その周辺人物まで加わったことで、『LOST10』の人物関係はこれまで以上に複雑になってきました。

物語の中心となる10人に加え、北海道警、全日保険リサーチ、支樺岳ツアー参加者やその家族など、周辺人物の関係も明らかになってきました。
刑事・小駒、保険調査員・直、支樺岳事件の遭難者や登山ツアー関係者、それぞれの家族や仕事関係者まで人物関係が広がっています。
公式相関図によって「事件を追う側」「支樺岳事件の当事者」「その周辺人物」のつながりが見えてきた一方で、誰が味方で誰が敵なのかは、まだ簡単には読み切れません。
公式相関図には、支樺岳ツアーの参加者・門伝役として兵頭功海さんも登場しています。
兵頭さんといえば、那須雄登さんらに「似ている」と言われることも。国内の芸能人10人に加え、海外編も実際の画像で比較してみました👇

小駒(おごま)/横浜流星
主人公の小駒は、「支樺岳事件」の真相を追う刑事です。
大河ドラマ以来の民放連続ドラマ出演となり、GP帯連続ドラマでは『LOST10』が初の単独主演となります。
小駒は警察という立場から事件を追いますが、行動をともにするフリーの保険調査員・直とは、常に同じ方向を向いているわけではありません。
協力する一方で、敵対することもあるという2人の関係を考えると、小駒自身も捜査の途中で「誰を信じるのか」を迫られることになりそうです。
真相を追う刑事である小駒が、最後まで最も正しい情報を持っているとは限らない。そこも『LOST10』の怖さです。
直(なお)/小栗旬
直は、小栗旬さんが演じるフリーの保険調査員です。
警察とは違う立場から支樺岳事件に入り込み、小駒とともに物語の核となっていきます。
小栗旬さんによると、直は胸の内にある思いを抱え、周囲を揺さぶるような人物です。
保険調査員が、なぜ単なる事故調査を超えて事件の深部まで関わっていくのか。
小駒の味方になったかと思えば敵にもなるという設定を考えると、直の本当の目的は、序盤から最も疑って見たいポイントです。
亜矢(あや)/中村アン
亜矢は、中村アンさんが演じる中学校教諭です。
支樺岳事件で遭難した登山ツアー客の一人で、事件そのものを体験している重要人物です。
『LOST10』では「関係者の証言が食い違う」ことが大きな謎として示されています。
つまり、遭難者である亜矢が「何を見たのか」「何を話すのか」は、事件の真相を左右する可能性があります。
中村アンさん自身も、先の展開を知らないまま役と一緒に物語へ巻き込まれていく感覚があると語っています。
被害者側に見える人物だからといって、その証言まですべて正しいとは限りません。
「すべてを疑え」という作品なら、遭難者の証言こそ最初にひっくり返される可能性もありそうです。
田畠(たばたけ)/飯豊まりえ
田畠は、飯豊まりえさんが演じる登山ツアーのガイドです。
支樺岳事件が起きたツアーを案内していた人物で、事故の状況を知る重要な立場にいます。
ツアー客だった亜矢とは違い、田畠は山を案内する側です。
なぜ事故が起きたのか、登山中に異変はなかったのか、誰がどこにいたのか。
事故直前の状況を知っている可能性が高いだけに、田畠の記憶や証言は捜査でも大きな意味を持ちそうです。
一方で田畠には娘がいて、その主治医として吉野、姉として知花が登場します。
遭難事件の中心人物である田畠から、事件とは一見関係のない家族や医師へ人物関係が広がっていることは見逃せません。
吉野(よしの)/井口理
吉野は、井口理さんが演じる小児科医です。
田畠の娘の主治医で、親子に親身に寄り添う人物として登場します。
一見すると支樺岳事件とは距離がある人物です。
それでも、10人しかいない中心キャラクターの一人に吉野が選ばれている以上、単なる「娘の医師」で終わるとは考えにくいところがあります。
しかも井口理さん自身が、視聴者に吉野のことも疑いながら見てほしいとコメントしています。
事件とは無関係に見える医師が、田畠親子を通じてどこまで物語に入り込んでくるのか。
今のところ最も“事件から遠く見えるからこそ怪しい”人物が吉野です。
淡島(あわしま)/岩谷健司
淡島は、岩谷健司さんが演じる支樺署・刑事生活安全課の主任です。
主人公・小駒の上司にあたります。
これまで発表された人物の多くが遭難事件や田畠の周辺にいる中で、淡島は明確に警察側の人物です。
小駒の捜査を支える上司なのか。それとも、事件を追おうとする小駒に何らかのブレーキをかける人物なのか。
公式が物語の背景に「巨大権力」が存在することを明かしているだけに、警察組織の中にいる淡島の立ち位置も気になります。
小駒にとって身近な人物だからこそ、味方だと決めつけずに見たい人物です。
知花(ちか)/野呂佳代
知花は、野呂佳代さんが演じる田畠の姉です。
妹・田畠が支樺岳事件に巻き込まれ、その娘には主治医の吉野がいるため、知花も田畠親子を中心とした人物関係の中に入っています。
現時点では、知花が遭難事件そのものにどの程度関わっているのかは明かされていません。
ただ、10人の中心人物に「遭難者の姉」が含まれているのは気になるところです。
事件後に妹や姪を支えるだけの人物なのか。それとも、田畠が抱えている事情を以前から知っているのか。
家族だからこそ知っている過去が、支樺岳事件とは別の“LOST”につながる可能性も考えられます。
ハルネ/斉藤由貴
ハルネは、斉藤由貴さんが演じる登山ツアー参加者の家族です。
ただし、誰の家族なのかはまだ明かされていません。
ここは物語の中心となる10人の中でも、特に引っかかる人物です。
斉藤由貴さんはハルネについて、強い傲慢さと自分なりの正義を持ち、毒と美しさを併せ持つような人物だと明かしています。
遭難した本人ではなく「参加者の家族」でありながら、10人の中心人物に選ばれていることも不自然です。
誰の家族なのかが伏せられていること自体、人物関係を隠す意味があるのではないでしょうか。
現時点で最も正体と立ち位置が読めないのは、ハルネです。
登里(のぼり)/松下洸平
登里は、松下洸平さんが演じる北海道にある会社の代表取締役社長です。
公式では、爽やかさの中に強い想いと大人の知性を併せ持つ人物と紹介されています。
これまでの登場人物は、警察、遭難者、登山ツアー関係者、その家族や医師など、支樺岳事件との距離が比較的見えやすい人物ばかりでした。
その中で突然加わったのが、「北海道の会社の社長」という登里です。
『LOST10』では、支樺岳事件の背後に「巨大権力」が絡むことも明かされています。
もちろん、会社社長という肩書きだけで登里がその「巨大権力」と関係しているとは断定できません。
それでも、北海道を舞台にした事件に、北海道企業のトップが10人の中心人物として登場するのは気になるところです。
松下洸平さんも、登里を演じるにあたり「守りたいもの」について触れています。
登里が守ろうとしているものは会社なのか、誰かなのか。それとも支樺岳事件に関わる何かなのか。現在発表されている人物の中でも、物語を大きく動かしそうな存在です。
あかね/市川実日子
あかねは、市川実日子さんが演じる東京の保険会社社員です。
ここで真っ先に気になるのが、小栗旬さん演じる直との関係です。
直はフリーの保険調査員。一方のあかねは、東京の保険会社に勤務しています。
同じ「保険」という世界にいる2人が、まったく無関係なのか。ここは序盤から注目したいポイントです。
ただし現時点で、あかねと直が同じ会社に所属していた、上司と部下だった、仕事上の知り合いだったといった具体的な関係は公表されていません。
市川実日子さんはコメントの中で「あかねの背景」に触れており、単に保険会社に勤めているだけではない事情を抱えていることも感じさせます。
北海道で起きた支樺岳事件に、東京の保険会社社員がどう入り込んでくるのか。
直の過去や保険調査の目的とあかねがつながったとき、「敵にも味方にもなる」という関係がさらに複雑になる可能性もありそうです。
LOST10に原作はある?脚本家・監督から作品を予想
『LOST10』には原作がありません。完全オリジナル作品だからこそ、放送前に物語を読む大きなヒントになるのが、脚本家や監督、プロデューサーがこれまで手掛けてきた作品です。
脚本・奥寺佐渡子|『国宝』『最愛』『Nのために』
脚本を担当するのは奥寺佐渡子さんです。
映画『国宝』『おおかみこどもの雨と雪』『望み』のほか、TBSでは『下剋上球児』『最愛』『リバース』『Nのために』『夜行観覧車』などを手掛けてきました。
『LOST10』でも、単純に「犯人は誰?」だけを追う物語ではなく、登場人物それぞれの正義や悪、簡単には割り切れない感情まで描かれていきそうです。
「誰が正しくて、誰が間違っているのか」が途中でひっくり返るような展開にも期待したくなります。
監督・塚原あゆ子|『最愛』『海に眠るダイヤモンド』『ラストマイル』
演出を担当する塚原あゆ子さんは、『Nのために』『最愛』『海に眠るダイヤモンド』『ザ・ロイヤルファミリー』などを手掛けてきました。
映画でも『ラストマイル』『グランメゾン・パリ』『ファーストキス 1ST KISS』を監督しています。
人物の感情を細かく映しながら、映像そのものに伏線や意味を持たせる演出も見どころのひとつ。『LOST10』でも、何気ない表情や視線、背景に映るものまで気が抜けないドラマになりそうです。
『LOST10』で再びタッグを組む塚原あゆ子監督と新井順子プロデューサーは、映画『ラストマイル』でもコンビを組んでいます。制作陣の過去作品を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください👇

演出・泉正英|『ライオンの隠れ家』などを担当
塚原あゆ子さんとともに演出を担当するのが泉正英さんです。
これまで『未来のムスコ』『ライオンの隠れ家』『王様に捧ぐ薬指』などを手掛けています。
『LOST10』は10人のキャラクターを軸に物語が動くとされているだけに、それぞれの人物をどう見せ、複数の物語をどう交差させていくのかにも注目です。
プロデュース・新井順子|『最愛』『Nのために』のチームが再集結
プロデュースを担当する新井順子さんは、『Nのために』『最愛』『下剋上球児』『海に眠るダイヤモンド』、映画『ラストマイル』などを手掛けてきました。
つまり『LOST10』では、奥寺佐渡子さん×塚原あゆ子さん×新井順子さんという、『Nのために』『最愛』などを生み出してきた制作陣が再び集結します。
支樺岳事件、食い違う証言、敵にも味方にもなる2人、そして10人の登場人物。
『Nのために』『最愛』などで組んできた制作陣が、今回は10人の登場人物と「すべてを疑え」という物語をどう描くのかも、大きな見どころです。
LOST10のロケ地はどこ?札幌・余市・旭川で3週間の大型撮影
『LOST10』は北海道を舞台にしていますが、実際の撮影も北海道各地で行われています。
TBS公式によると、札幌・余市・旭川をはじめとする北海道各地で、約3週間にわたる大型ロケを実施しました。
山岳エリアでは、キャストや撮影スタッフが現場へたどり着くだけでも大変な環境で撮影したことも明かされています。
小栗旬さんも、北海道で撮影した映像について「撮れている画が全然違う」とコメントしています。
物語の舞台を北海道に設定しただけではなく、本当に北海道の大自然の中で撮影していることも『LOST10』の大きな見どころです。
放送後、実際に登場した撮影場所が判明すれば追記します。
LOST10の「10」の意味は?10人の登場人物と幾重もの“LOST”
タイトルにある「10」は、いったい何を意味しているのでしょうか。
現時点でTBSから、タイトルの「10」の意味そのものは明かされていません。
ただし塚原あゆ子監督は、『LOST10』について「10人のキャラクターを軸にした謎が次々に展開していくサスペンス」と説明しています。
そのため、タイトルの「10」と物語の中心になる10人には、何らかのつながりがあると考えたくなります。
さらに公式では、支樺岳事件から「幾重もの『ロスト』」が導き出されると紹介されています。
横浜流星さんも、何かを守るためについた嘘によって、気づかないうちに大切なものを“LOST”しているとコメントしています。
『LOST10』の“LOST”は、遭難して誰かが行方不明になるという意味だけではなく、10人それぞれが失ったものを指しているのではないでしょうか。
家族なのか、信頼なのか、愛なのか、それとも過去の自分なのか。
「誰が加害者で、誰が被害者なのか」という境界まで揺らぐ物語だけに、10人それぞれの“失ったもの”が明らかになったとき、タイトル『LOST10』の本当の意味も見えてきそうです。
まとめ|LOST10は「誰を信じるか」が鍵になる完全オリジナルサスペンス
『LOST10』は、横浜流星さん演じる刑事・小駒と、小栗旬さん演じるフリーの保険調査員・直が、北海道で起きた「支樺岳事件」の真相を追う完全オリジナルのヒューマンサスペンスです。
松下洸平さん、市川実日子さんの出演も発表され、物語の中心となる10人のキャストがついに出そろいました。
遭難者、登山ツアーガイド、その家族、医師、警察関係者に加え、北海道企業の社長・登里と、東京の保険会社社員・あかねが加わったことで、人物関係はさらに広がっています。
特に気になるのは、フリーの保険調査員・直と、保険会社社員・あかねに接点があるのか。そして、北海道企業の社長・登里が「支樺岳事件」とどう関わってくるのかです。
「すべてを疑え」という言葉どおり、10人がそろったことで、誰が敵で誰が味方なのかはますます読めなくなってきました。
公式相関図で人物同士のつながりが見えてきた今、誰が味方で誰が敵なのか、物語が始まってからの関係の変化にも注目です。

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