6話では、凛が「人を殺す方法」を考えていたことや、屋上で不気味に笑う姿が描かれ、凛が犯人なのではないかという疑いが強まりました。
しかし7話では、その見え方が大きく変わります。
凛が隠していたのは、殺人への関与ではなく、学生時代にいじめを受けていたこと、そして自分を助けてくれたまりもを救えなかった後悔でした。
一方で、鮫島先生を屋上から落とした黒いフードの人物は、まだ正体が分かっていません。
さらにラストでは、黒いフードの人物を追いかけた琥太郎だけが現代に戻ってしまいました。
この記事では、第7話のあらすじを整理しながら、黒いフードの正体、琥太郎だけが現代に戻った理由、そして次回予告のペンション火災について考察します。



相関図で登場人物と時系列を整理
相関図を見ると、現代と2019年の人物関係を整理しやすくなります。

出典:yuv公式
7話のあらすじ
【第7話PR】木曜ドラマ「君が死刑になる前に」/主演:加藤清史郎【5月14日(木)よる11時59分】
第7話では、琥太郎たちが再び2019年の過去に戻ります。
前回の過去滞在から、時間は2週間ほど進んでいました。
馬渕は、学生時代の凛のクラスメートから「凛は人を殺す方法を考えることが趣味だった」と聞かされます。
さらに、凛が鮫島先生の転落場所を屋上からのぞき込んでいた動画も確認。
馬渕は、凛が事件に関わっているのではないかと疑い始めます。
その後、大人の凛はペンションを抜け出し、まりもに会っていました。
まりもは、学生時代の凛をいじめから守ってくれた人物です。
凛は、自分がいじめられていたこと、そしてまりもが自分を助けたことでいじめの標的になったことを明かします。
凛の目的は、まりもが転落死する未来を変えることでした。
琥太郎、馬渕、凛は、鮫島先生とまりもを救うために5月19日の事件当日に動きます。
鮫島先生は黒いフードの人物に屋上から突き落とされますが、事前に運んでいたマットによって命を落とさずに済みます。
しかし、黒いフードの人物を追いかけた琥太郎だけが、車で追跡する途中に現代へ戻ってしまいました。
凛は犯人ではなく、まりもを救おうとしていた
6話までは、凛が事件の中心人物なのではないかという空気が強くなっていました。
「人を殺す方法を考えることが趣味」
この証言もあり、視聴者の疑いは一気に凛へ向かいます。
しかし7話では、その見え方が大きく変わりました。
凛が隠していたのは、殺人への関与ではありませんでした。
学生時代にいじめを受けていたこと。
そして、自分を助けてくれたまりもを救えなかった後悔です。
凛は、授業中にスマホを触っていた生徒を注意したことをきっかけに、いじめを受けるようになりました。
チョークの粉をかけられ、持ち物を捨てられても、鮫島先生は見て見ぬふりをしていました。
そんな凛を助けたのが、まりもです。
しかし、まりもが凛を守ったことで、今度はまりもがいじめの標的になってしまいます。
凛がノートに「残酷に人を殺す方法」を書いていたのも、実際に誰かを殺したかったからではなく、自分を守るためだったのでしょう。
誰にも助けてもらえない学校の空気の中で、凛は壊れないように自分を保っていたのでしょう。
7話では、「危険人物に見える凛」よりも、「助けを求められなかった凛」が強く描かれていました。
鮫島先生を落とした黒いフードの正体は誰なのか
7話では、鮫島先生を屋上から突き落とした黒いフードの人物が描かれました。
屋上へ向かった鮫島先生は、鍵のかかった扉の前で襲われています。
琥太郎が駆けつけた時には、すでに鮫島先生は転落していました。
ただ、今回は琥太郎たちが事前にマットを運んでいたため、鮫島先生は命を落とさずに済みます。
ここで気になるのは、犯人の動きがかなり計画的だったことです。
鮫島先生が屋上へ向かうタイミングを把握していたこと。
屋上の扉に鍵がかかっていたこと。
犯行後、すぐに姿を消していること。
この流れを見ると、黒いフードの人物は学校内の動きや鮫島先生の行動を知っていた人物だと考えます。
また、凛は以前から、鮫島先生を誰かが落とし、その現場をまりもが見てしまったのではないかと考えていました。
この見方が正しいなら、まりもは最初から狙われたのではなく、目撃者になったことで巻き込まれたことになります。
つまり、黒いフードの本来の目的は、まず鮫島先生だった。
ここはかなり重要です。
さらに気になるのは、6話で伊藤刑事を襲った人物との関係です。
伊藤刑事は、事件について踏み込んだ発言をした直後に襲われています。
鮫島先生もまた、2019年の転落事件で何かを知っていた可能性があります。
この2つの襲撃が別々の出来事なのか。
それとも、同じ人物、もしくは同じ側の人物が動いているのか。
7話時点では、そこが大きな疑問として残ります。
黒いフードの正体が分かれば、鮫島先生が狙われた理由だけでなく、まりもが巻き込まれた理由、伊藤刑事襲撃とのつながりも見えてくるはずです。
鮫島先生はなぜ狙われたのか
鮫島先生は、凛のいじめを見て見ぬふりしていた教師です。
チョークの粉をかけられた凛に対しても、鮫島先生は「転んだんだよな」と言い、問題をなかったことにしました。
この描写だけを見ると、鮫島先生は生徒を守らなかった大人です。
ただ、今回の転落事件を考えると、いじめを放置したことだけが理由では弱いです。
凛が犯人ではないなら、鮫島先生を狙った動機を「凛のいじめ」だけに絞る必要はありません。
むしろ、鮫島先生は学校の中で何かを知ってしまった人物だったと考えた方が自然です。
犯人は、鮫島先生を屋上へ向かわせ、扉の前で待ち伏せしていました。
外部の人間が偶然入り込んで犯行に及んだというより、学校の動きや鮫島先生の行動を把握していた人物に見えます。
つまり、犯人は学校の内部事情を知る人物です。
鮫島先生が本当に消されるべき存在だったのなら、彼は「いじめを見て見ぬふりした教師」で終わりません。
見て見ぬふりをしていた側でありながら、同時に事件の核心に触れてしまった人物だった可能性があります。
ここが、7話の転落事件で一番引っかかる点です。
琥太郎だけが現代に戻った理由
7話ラストでは、黒いフードの人物を追っていた琥太郎だけが現代へ戻りました。
凛と馬渕は過去に残されたままです。
ここは、単なるタイムスリップの事故ではないと見ます。
琥太郎たちは、鮫島先生を救うことに成功しました。
まりもも、次回予告では現代で教師になっているように描かれています。
一見すると、過去改変は成功したように見えます。
しかし、現代に戻った琥太郎が見たのは、焼け落ちたペンションと男女2人の焼死体でした。
つまり、過去を変えたことで全員が救われたわけではありません。
鮫島先生とまりもを救った代わりに、別の死が発生したように見えます。
琥太郎だけが現代に戻ったのは、過去改変の成功を確認するためではありません。
失敗した未来を見せるためです。
「助けたはずなのに、別の誰かが死ぬ」
この残酷な結果を琥太郎に見せるために、彼だけが現代へ戻されたと考えます。
だから次回予告で、琥太郎はもう一度戻ろうとします。
鮫島先生を助けたことで終わりではなく、凛と馬渕を助ける新しい目的が生まれたからです。
次回予告のペンション火災は何を意味するのか
次回予告では、2026年に戻った琥太郎が、焼け落ちたペンションを目撃していました。
そこには男女2人の遺体があったとされています。
琥太郎は、それが凛と馬渕だと思い、助けなければならないと考えます。
予告では、建物内に漂う不審な臭いや、灯油をまくような人物の姿も描かれていました。
この火災は事故ではなく、放火として見る方が自然です。
ここで重要なのは、過去を変えても事件が終わらなかったことです。
鮫島先生を救い、まりもの未来も変わったように見える。
それでも、別の場所で別の死が起きる。
この展開は、事件の本体が「誰か1人を救えば終わるもの」ではないことを示しています。
琥太郎たちが止めなければならないのは、ひとつの転落事件ではありません。
人が死ぬ未来そのものを別の形で発生させている流れです。
次回のペンション火災は、その流れがまだ止まっていないことを示す事件になるでしょう。
カフェの女の子は事件にどう関わるのか
次回予告では、馬渕が卒業アルバムからカフェ店員・一条凪音を見つける場面が描かれていました。
一条凪音は、第2の事件現場近くにいた人物です。
これまでにも意味深に描かれていましたが、7話時点ではまだ役割が明確ではありません。
ただ、卒業アルバムから名前が見つかったことで、卒業アルバムから名前が見つかったことで、一条凪音が過去の記録にも残る人物として再浮上しました。
ここで注意したいのは、一条凪音が凛と同じ高校だったのか、別の学校だったのかまでは、まだ分からないことです。
そのため、現時点で重要なのは「どの学校にいたか」ではありません。
第2の事件現場近くにいた一条凪音の名前が、過去の記録にも出てきたことです。
彼女は、たまたま事件現場近くにいた人物ではなく、過去と現在の両方に名前が出てくる人物として再浮上しました。
現在はカフェで働いている彼女が、なぜ第2の事件現場にいたのか。
そして、なぜ馬渕が卒業アルバムの中から一条凪音を見つけたのか。
今後は、一条凪音の存在が、現在の事件を読み解く鍵になりそうです。
まとめ
7話では、凛の見え方が大きく変わりました。
これまで怪しい存在として描かれていた凛は、まりもを救えなかった過去を変えようとしていた側だった可能性があります。
一方で、黒いフードの人物、琥太郎だけが現代へ戻った理由、ペンション火災、一条凪音の過去など、新たな謎も一気に増えました。
そして、次回予告では、琥太郎が自分だけ現代に戻った状況に追い込まれ、凛と馬渕を助けるために再び過去へ戻ろうとする様子が描かれています。
さらに、「私は奇跡を起こしたんですよ」と語る未来を知る謎の男も登場。
この人物が本当に未来を知っているなら、過去を変えたことで何が起きたのかを考えるうえで、重要人物になる可能性があります。
【第8話PR】木曜ドラマ「君が死刑になる前に」/主演:加藤清史郎【5月21日(木)よる11時59分】
ペンション火災、一条凪音の名前、そして未来を知る男。
次回は、凛と馬渕を救えるのかに加えて、過去を変えたことで何が起きたのかにも踏み込む回になりそうです。




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