マイ・フィクション3話考察!死んだ夫はなぜ伊川に?記憶転送の謎

第3話では、伊川正樹の正体に関わる決定的な事実が明らかになりました。

津村が行ったDNA鑑定の結果、伊川と、2年前に死亡したはずの由梨の夫・二宮祐介のDNAが99.9%一致

さらに、第1話冒頭の「TRANSFERRING」、消されても戻る記憶、きゅうりを受けつけない身体反応まで、これまでの違和感が一本につながり始めています。

死んだはずの二宮祐介は、なぜ伊川正樹として生きているのでしょうか。

記憶転送は本人が望んだものだったのか、多田や向井は何を知っているのか、真弓は共犯なのか、それとも作られた日常に気づき始めた被害者なのか。第3話までに散りばめられた伏線から考察します。

目次
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マイ・フィクションの相関図とキャスト

『マイ・フィクション』の公式相関図では、伊川正樹を中心に、妻の真弓、由梨、津村、多田、香坂らが複雑につながっています。

人物同士の関係には、記憶やなりすまし、過去の秘密が絡み、物語が進むほど見え方が変わっていきます。

まずは相関図で、現在わかっている人物関係を整理します。

出典:ABCテレビ『マイ・フィクション』公式サイト(相関図)

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マイ・フィクション3話のネタバレあらすじ

多田にスタンガンで襲われた伊川は、何事もなかったように真弓との生活へ戻っていました。しかし、自宅前で由梨から声をかけられても、「どこかでお会いしましたっけ?」と答えます。伊川は由梨と出会い、息子の賢人と食事をした記憶まで失っていました。

由梨は、昨日まで自分を頼っていた伊川が突然すべてを忘れたことに強い違和感を抱きます。藤谷に「人の記憶は簡単に消えるのか」と尋ねる中で、自分自身も母親が亡くなった頃の記憶を失っていることに気づきました。

一方、はるなぎ園では、多田と向井が伊川について会話していました。多田は「まさか伊川が生きてるって分かった時の君の顔」と向井をからかい、「警備員がいなかったら、あそこで全部終わりだった」と話します。さらに「いざとなれば、なかったことにすればいい」と口にし、伊川の記憶を再び消せることを知っている様子を見せました。

伊川は、死んだはずのピョートルや多田に襲われた場面、由梨と賢人と過ごした時間を断片的に思い出し始めます。公園では、二宮祐介が家族と歌っていた歌を無意識に口ずさみ、由梨から「どうして、その歌を?」と問いかけられました。

その夜、伊川は由梨が病院で赤ちゃんを抱いている夢を見ます。自分の記憶を疑い、パソコンで「偽記憶(フォールスメモリー)」を調べていた伊川は、偶然、自宅の照明に隠されたカメラを発見。リビングや寝室には複数のカメラが仕掛けられ、何者かがモニター越しに伊川を監視していました。

津村は由梨を訪ね、自分が二宮祐介の大学時代の友人だったと明かします。そして、伊川が使用したカップから採取したDNAと、二宮祐介のDNAを照合した鑑定書を差し出しました。

鑑定結果は99.9%一致。伊川正樹は、2年前に死亡したはずの二宮祐介と同一人物でした。

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伊川と死んだはずの二宮祐介は同一人物

第3話で最大の答えが出ました。伊川正樹と、2年前に死亡したとされていた二宮祐介は、顔が似ているだけの別人ではありません。

DNA鑑定で99.9%一致

津村は、伊川が捨てた飲料容器を回収し、残された唾液をDNA鑑定にかけました。

比較されたのは、二宮祐介のものとみられる電気シェーバーから採取された皮膚片です。鑑定の結果、両者のDNAは99.9%一致しました。

現在「伊川正樹」として生きている男性の肉体は、由梨の亡夫・二宮祐介本人です。

第2話まで、伊川は祐介と同じ顔をした人物なのか、祐介の顔を与えられた別人なのかは分かりませんでした。しかし、DNA鑑定によって「同じ顔の別人」という可能性は消えました。

由梨が確認した遺体は誰だった?

由梨は、2年前に夫の遺体を確認したと話しています。

ただし、遺体の損傷は激しく、顔や外見だけで本人だと断定できる状態ではありませんでした。

現在も祐介本人が生きている以上、少なくとも、由梨が確認した遺体が二宮祐介だったという前提は崩れています。

別人の遺体を祐介として処理したのか、身元確認の記録が書き換えられたのか、それとも由梨の記憶まで操作されたのか。

由梨が夫の死を信じたこと自体が、誰かによって作られた可能性があります。

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二宮祐介はなぜ伊川正樹になった?

現在の伊川には、二宮祐介としての記憶がありません。

由梨や賢人と暮らした日々を忘れ、真弓を妻だと信じています。さらに大学時代の思い出は、市原の友人・岡崎の記憶でした。

つまり、現在の伊川には、「二宮祐介の肉体」「伊川正樹という名前と生活」「岡崎の大学時代の記憶」が重なっています。

二宮祐介は記憶を失っただけではなく、別人の記憶と人生を入れられ、「伊川正樹」として作り直されたと考えられます。

ただし、物語冒頭の「これでいいんだ」という言葉は、二宮祐介が記憶転送を受け入れた意思表示にも見えます。

この場面が二宮祐介本人なら、無理やり伊川にされたのではなく、自ら過去を捨て、伊川正樹として生きることを受け入れた可能性があります。

なぜ由梨と賢人のもとを離れたのか。誰かを守るためだったのか。それとも、津村の事件に関わる消したい過去があったのか。

二宮祐介が伊川正樹になった理由は、記憶操作の仕組み以上に、物語の核心になりそうです。

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伊川の記憶はなぜ入院前まで巻き戻された?

多田にスタンガンで襲われた後、伊川は由梨だけを忘れたわけではありません。

病院で目覚めてから起きた出来事が消え、以前の平穏な生活へ戻されていました。

病院で目覚めてからの出来事がまとめて消された

伊川が失ったのは、由梨との記憶だけではありません。

誰も自分を覚えていなかったこと、由梨の家で二宮祐介の遺影を見たこと、市原を訪ねたこと、自分の大学時代の思い出が岡崎の記憶だったと知ったこと、真弓へ写真を見せようとしたことまで忘れています。

ピョートルが死んだ記憶も「嫌な夢」として処理され、伊川は生きているピョートルを不思議に思いませんでした。

伊川の記憶は一部分だけ消されたのではなく、真相へ近づく前の状態まで巻き戻されたと考えられます。

多田は記憶を何度でも消せると知っている

多田は向井に対し、「いざとなれば、なかったことにすればいい」と語っていました。

この言葉から、多田は伊川の記憶を消す方法だけでなく、都合の悪い出来事を特定の時点まで戻せることも知っているようです。

伊川を殺すのではなく、記憶を巻き戻して元の生活へ戻す。多田にとって今回の処置は、初めてではなかった可能性があります。

消された記憶は夢や身体反応として残っている

記憶を巻き戻されても、二宮祐介としての痕跡までは消えていませんでした。

伊川は、由梨と賢人と過ごした時間や、由梨が赤ちゃんを抱く病室を夢に見ています。公園では、祐介が家族と歌っていた歌を無意識に口ずさみました。

さらに、第2話で賢人は伊川に「パパはきゅうり嫌いだった」と話しています。伊川自身には嫌いな記憶がありませんでしたが、第3話では夜中に吐き、「きゅうりがダメになっていたのかも」と真弓へ説明しました。

きゅうりが傷んでいたのではなく、二宮祐介の身体が、嫌いだった食べ物を拒絶した可能性があります。

頭では忘れていても、歌、味覚、夢、感情には祐介の記憶が残っている。記憶転送は完璧ではなく、深い部分に残った本来の人生が何度でも浮かび上がっているのでしょう。

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多田と向井は伊川が死んだと思っていた?

第3話の多田と向井の会話から、2人は伊川が再び施設へ現れるとは考えていなかったことが分かりました。

「伊川が生きてる」と知った向井の表情

多田は、伊川がはるなぎ園へ現れた時を振り返り、向井にこう話しました。

「まさか伊川が生きてるって分かった時の君の顔」

この言葉から、多田と向井は、津村から逃げて転落した伊川が死亡したと思っていたようです。

ただし、2人が伊川を事故に遭わせたのか、転落後に死亡したと報告を受けただけなのかは分かっていません。

多田たちが知っていたのは、少なくとも伊川はもう戻ってこないという前提で身代わり生活が始まっていたことです。

「警備員がいなかったら全部終わり」の意味

向井は、施設へ来た伊川に対し、表情を変えながら「面会の方ですか?」と尋ねていました。

その場面について、多田は、「警備員がいなかったら、あそこで全部終わりだったんだけどな」と話しています。

これは、警備員がいなければ、その場で伊川を再び排除できたという意味にも聞こえます。

多田は伊川を自分の生活から追い出すだけではなく、真相を知る前に処理するつもりだったのでしょう。

「全部終わり」が殺害を意味するのか、再び記憶を消すことを意味するのかは断定できません。

しかし、伊川の存在を消すことに、多田がためらいを持っていないのは明らかです。

職場全体が共犯ではない

はるなぎ園の職員全員が、伊川の記憶操作を知っているわけではありません。

台湾旅行から戻った同僚は、伊川が「文鳥が死ぬ夢を見た」と話した際、「文鳥ってこの間死んだ……」と言いかけました。

多田はすぐに話を遮りましたが、同僚はピョートルが死んだことを普通に覚えており、伊川の記憶が巻き戻されたことには気づいていない様子でした。

事情を知っているのは、現時点では多田と向井です。

森沼ネクスタウンには、記憶操作を知って動く人間と、書き換えられた日常を事実だと信じて暮らす人間が混在しています。 

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真弓も記憶操作を知る側なのか

第3話では、伊川の行動を見つめる真弓の表情が意味深に映されました。

しかし、真弓を多田や向井と同じ共犯者だと決めるには、矛盾する描写も残っています。

真弓の意味深な表情

伊川は、ピョートルのおやつを買い忘れないよう、スマホへメモを残していました。

その様子を見た真弓は、わずかに表情を変えています。

伊川の記憶が戻っていないか確認していたとも取れますが、別の見方もできます。

真弓が知っている伊川は、以前からピョートルのおやつをスマホへメモする人物ではなかったのかもしれません。

真弓は監視していたのではなく、目の前の夫に小さな違和感を覚えた可能性があります。

ピョートルになつかれないことにも気づいていた

第2話では、生きているピョートルが真弓を避けていました。

真弓はその反応を見て、明らかに戸惑っています。

現在のピョートルが、死んだ個体と入れ替えられた別の文鳥なら、真弓になついていないのも不自然ではありません。

真弓が記憶操作の仕組みを知る側なら、ピョートルの入れ替えにも驚かないはずです。

しかし実際には、真弓も文鳥の反応に違和感を抱いていました。

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多田の身代わり生活を本当に知っていた?

伊川が自宅へ戻った時、真弓は多田を夫だと信じていました。

多田から「あいつを信じないで」と抱きしめられ、目の前の伊川を不審者として見ています。

この場面だけを見れば、真弓は多田と計画的に伊川を追い出していたようには見えません。

真弓も周囲と同じように、偽の記憶を与えられ、多田が夫であると信じ込まされていた可能性が高いでしょう。

真弓は共犯ではなく異変に気づき始めている?

現時点では、真弓を完全な共犯と見るより、作り直された生活を信じながら、その綻びに気づき始めた人物と考える方が自然です。

ピョートルがなつかないこと、伊川の行動が以前と微妙に違うこと、そして家の中で起きている説明のつかない異変。

真弓も記憶を操作された被害者でありながら、偽の夫婦生活に最初に気づく人物になる可能性があります。

ただし、伊川家には複数の隠しカメラが設置されています。

真弓がカメラの存在を知らないのか、それとも伊川を監視する役割を与えられているのか。第4話では、真弓がどこまで真相を知っているのかが大きく動きそうです。

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伊川を隠しカメラで監視しているのは誰?

伊川の自宅には、リビングだけでなく寝室にも複数の隠しカメラが仕掛けられていました。

これは伊川の安全確認ではありません。記憶転送後の伊川に異常が起きていないか、日常生活まで監視するためのカメラと考えられます。

伊川の生活は以前から監視されていた

伊川は、由梨が赤ちゃんを抱いている夢を見た後、パソコンで「偽記憶(フォールスメモリー)」について調べていました。

その直後、落としたコップの破片を拾うためにスマホのライトを照らし、照明に隠されたカメラを発見します。

画面には、リビングや寝室を別の角度から映す複数の映像が並んでいました。

伊川が真弓と話す姿、眠る姿、記憶を思い出して苦しむ姿まで、何者かが見続けていたことになります。

伊川の家は夫婦が暮らす自宅ではなく、記憶を移された人物を観察する実験施設に近い場所です。

モニターを見ていたのは多田たちの上にいる人物?

モニターを見ていた人物の顔は明かされませんでした。

ただし、監視カメラの数や設置場所を考えると、多田や向井が個人的に仕掛けたとは考えにくいでしょう。

多田は記憶を「なかったことにできる」と知っていますが、記憶転送そのものを管理する中心人物には見えません。

カメラを見ていたのは、森沼ネクスタウンで記憶転送を管理し、多田や向井へ指示を出している人物または組織が有力です。

伊川が二宮祐介の記憶を思い出し始めたことで、監視する側も異常に気づいているはずです。

マラソン中の男女も監視役なのか

伊川の通勤時には、いつも同じ場所にマラソン中の男女が現れます。

第3話では、伊川がピョートルのおやつを持って帰宅し、断片的な記憶と頭痛に襲われる様子を、2人が離れた場所から見ていました。

偶然いつも同じ時間に走っているだけなら、伊川の異変を長く見つめる必要はありません。

あの2人は日常を演じる住民ではなく、家の外から伊川を観察する監視役の可能性があります。

室内では隠しカメラ、外ではマラソン中の男女。伊川の生活は、自宅を出てから戻るまで途切れることなく見張られているのかもしれません。

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津村はなぜ二宮祐介の正体を追っている?

津村が二宮祐介の正体を追う理由は、単に大学時代の友人を心配しているからではなさそうです。

津村は人を殺して服役していました。一方、二宮祐介は死亡したことになり、現在は「伊川正樹」として生きています。

この2つの出来事は、つながっている可能性があります。

津村が殺したのは元の伊川正樹?

津村が殺した相手は、まだ明かされていません。

しかし、現在の伊川が二宮祐介本人なら、「伊川正樹」という名前を以前使っていた別の人物が存在した可能性があります。

その人物を津村が殺害し、空いた身元へ二宮祐介が入れられたと考えると、現在の異常な状況がつながります。

津村が殺した相手こそ、本物の伊川正樹だった可能性があります。

二宮祐介は死亡したことにされ、亡くなった伊川正樹の名前、家族、職場、人生を与えられた。

そうであれば、津村は伊川の顔を見た瞬間、「自分が殺した人物ではない」と分かったはずです。

二宮祐介は伊川の人生に入れ替えられた?

現在の伊川には、二宮祐介の肉体、岡崎の大学時代の記憶、伊川正樹という名前と生活が重なっています。

これは新しい人生を一から作ったというより、死亡した人物の人生へ別人を入れたと考えた方が自然です。

伊川正樹が死亡した後、その死を事件として公表せず、二宮祐介を新しい伊川として配置した。

妻の真弓、職場、家、近所の住民にまで記憶を転送すれば、周囲は二宮祐介を以前から伊川だった人物として受け入れます。

森沼ネクスタウンが行っているのは、記憶の消去だけではありません。

死亡した人物の人生を、別人へ引き継がせる「人生の再利用」なのかもしれません。

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津村はなぜ伊川を追い続けるのか

津村は、伊川が岡崎の記憶を持っていることまで調べ、DNA鑑定によって二宮祐介本人だと突き止めました。

もし津村が本物の伊川正樹を殺していたなら、目の前に現れた伊川が別人であることは、津村にしか分からない決定的な違和感です。

津村は二宮祐介を助けたいだけではなく、自分が起こした殺人事件の後に、何が行われたのかを確かめようとしているのでしょう。

伊川正樹の死はなぜ消されたのか。

二宮祐介はなぜ伊川にされたのか。

津村の殺人事件は、森沼ネクスタウンの記憶転送が始まるきっかけだった可能性があります。

DNA鑑定を依頼したのは津村だった

警察では、鑑識の辻元が香坂に、津村から頼まれてDNA鑑定を行ったことを伝えました。

香坂はその話を初めて聞いた様子で首を傾げています。あの反応から、香坂が知らないふりをしたとは考えにくく、津村が香坂を通さず、辻元へ直接鑑定を頼んだと見るのが自然です。

ただし、辻元は津村へ好意的ではありませんでした。人を殺して服役した津村を、今も許せないような厳しい態度を見せています。

それでもDNA鑑定を引き受けたのは、津村を信じたからではなく、持ち込まれた資料に調べるだけの理由があったからでしょう。

この場面から分かるのは、香坂が裏で鑑定に協力していたことではありません。

津村は出所後も警察関係者へ直接依頼できるつながりを持ち、香坂にも知らせず独自に二宮祐介の正体を追っていたということです。

香坂が伊川に関わるなと言った理由も、組織の秘密を守るためというより、殺人で服役した津村が再び事件へ踏み込むことを恐れた可能性が高くなりました。

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マイ・フィクション4話の考察

第4話では、伊川に真実を伝えようとする由梨、多田と向井による監視、津村が犯した7年前の殺人、そして真弓の過去が動きます。

由梨は伊川に「あなたは私の夫」と告げる

DNA鑑定によって、伊川と二宮祐介が同一人物だと知った由梨は、津村の忠告を無視して伊川に会いに行きます。

由梨は伊川に、「あなたは、私の夫です」と訴えますが、由梨との記憶を失っている伊川は恐怖を覚え、拒絶して逃げ出します。

伊川にとっては、知らない女性から突然「あなたは私の夫」と迫られる状況です。しかし、伊川の夢や歌、きゅうりを受けつけない身体反応には、二宮祐介としての痕跡が残っています。

伊川は由梨の言葉を頭では否定しても、身体と無意識では二宮祐介として反応し始めるでしょう。

多田と向井は伊川を監視する側だった

由梨が伊川へ真実を伝える場面を、多田と向井が監視していることも公式ストーリーで明らかになりました。

第3話で向井は、伊川が生きて施設へ戻ってきた際に動揺していました。多田も「いざとなれば、なかったことにすればいい」と語っています。

2人は単に伊川の身代わり生活を知っているだけではありません。

伊川が誰と接触し、どこまで記憶を取り戻したのかを確認し、必要なら再び記憶を消す監視役です。

自宅の隠しカメラだけでなく、職場や町の中でも伊川は見張られていました。

津村が葬儀に参列しなかった理由

津村は、二宮祐介の大学時代からの友人でありながら、2年前に行われた二宮の葬儀へ参列していませんでした。

公式ストーリーでは、その理由が、津村が7年前に殺人を犯して服役していたためだと明かされています。

ただし、津村が誰を殺したのかは、まだ分かっていません。

現在の伊川は二宮祐介本人ですが、「伊川正樹」という名前や人生がどこから来たのかは不明です。

津村が7年前に殺した相手が、元の伊川正樹だった可能性は残っています。

元の伊川が死亡し、その身元や人生を二宮祐介へ与えたのなら、津村が現在の伊川を見た瞬間に異変を感じた理由もつながります。

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津村はなぜ真弓へ近づく?

津村は、真弓が伊川の過去を知る手がかりを握っていると考え、伊川とのなれそめを聞き出そうとします。

真弓自身が記憶操作の共犯者とは限りません。

ピョートルが自分になつかないことや、伊川の行動の変化に戸惑う様子から、真弓も作られた夫婦生活を信じ込まされた人物に見えます。

一方、第4話の予告映像では、真弓について「何か隠している」「正体が分かった」という不穏な言葉が出ています。

真弓は意図的に秘密を隠しているのではなく、本人さえ覚えていない過去を持つ可能性があります。

津村が真弓とのなれそめを調べれば、伊川との結婚生活がいつ、どのように作られたのかが見えてくるはずです。

「余計なことまで思い出したら、また消せばいい」の意味

予告映像では、「余計なことまで思い出したら、また消せばいいでしょ」という言葉が流れています。

伊川はすでに一度、病院で目覚めてからの記憶を消され、入院前の状態まで戻されました。

しかし、記憶を消しても、夢、歌、味覚、頭痛として二宮祐介の人生が浮かび上がっています。

この発言から、森沼ネクスタウンでは、記憶が戻るたびに再び消す処置が繰り返されていると考えられます。

伊川だけでなく、由梨や真弓、町の住民たちも、過去に何度も記憶を消されているのかもしれません。

森沼ネクスタウンの秘密が明らかになる?

公式ストーリーでは、第4話で「平和すぎる不穏な町」の秘密が明らかになると予告されています。

町の中では、隠しカメラ、多田と向井、マラソン中の男女、近所の住民が伊川の動きを見ています。

表面上は普通の住宅街ですが、実際には住民の生活と記憶が管理された巨大な実験区域にも見えます。

森沼ネクスタウンの平和は、事件を防いで守られているのではなく、事件と記憶を消すことで作られた平和なのでしょう。

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まとめ

『マイ・フィクション』第3話では、伊川正樹と、2年前に死亡したはずの二宮祐介のDNAが99.9%一致しました。

現在の伊川には、二宮祐介の肉体、伊川正樹という名前と生活、岡崎の大学時代の記憶が重なっています。二宮祐介は別人の記憶と人生を与えられ、伊川正樹として作り直された可能性が高いでしょう。

多田に襲われた後、伊川は病院で目覚めてからの記憶を失い、入院前の状態まで戻されました。それでも、由梨との時間、家族で歌った歌、きゅうりを受けつけない身体反応は消えていません。

真弓も多田たちの共犯と決めつけるには早く、ピョートルや伊川の変化を通して、偽の夫婦生活に違和感を抱き始めているように見えます。

一方、多田と向井は伊川が生きて戻るとは考えておらず、必要なら記憶を再び「なかったこと」にできると知っていました。

伊川の自宅が隠しカメラで監視されていたことは確定し、マラソン中の男女にも監視役の疑いがあります。

森沼ネクスタウンは、記憶を消すだけでなく、死亡した人物の名前や人生を別人へ引き継がせる町なのかもしれません。

第4話では、由梨が伊川へ「あなたは私の夫」と告げ、津村は真弓の過去を調べ始めます。二宮祐介はなぜ自分の人生を捨てたのか。そして、津村が7年前に殺した相手は誰なのか。記憶転送の目的と森沼ネクスタウンの正体が、さらに明らかになりそうです。

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