「一次元の挿し木」1・2話考察!石見崎教授は何を知っていた?

『一次元の挿し木』1・2話では、200年前の人骨と紫陽のDNAが一致するという異常な鑑定結果をきっかけに、石見崎教授の死、真理の失踪、消された防犯カメラ映像が一本につながり始めました。

さらに、石見崎教授が死亡当日に会う予定だった仙波佳代子、盗まれた骨を春日陽子へ渡した新橋、悠を口止めして入院させようとした七瀬京一まで、不審な動きが次々に浮上しています。

石見崎教授は骨の秘密をどこまで知り、なぜ真理を逃がしたのか。この記事では、1・2話で描かれた違和感を整理しながら、教授が悠に託そうとした真相を考察します。

※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。

目次
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一次元の挿し木の相関図と登場人物

『一次元の挿し木』は、七瀬悠を中心に、七瀬家、石見崎家、仙波家、週刊誌関係者、捜査関係者が複雑につながるミステリーです。

公式相関図が公開されたことで、悠と紫陽の義理の兄妹関係だけでなく、七瀬家や仙波家、石見崎明彦・石見崎唯との関係も見えやすくなりました。

特に、200年前の人骨と紫陽のDNAが一致するという謎は、家族関係や研究者たちのつながりと深く関わっていきそうです。

登場人物の関係性を先に知っておくと、物語の違和感や人物同士のつながりも追いやすくなります。


出典:読売テレビ『一次元の挿し木』公式サイト

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一次元の挿し木のあらすじ!200年前の人骨と紫陽の謎

まずは、1・2話で起きた事件と新たに浮上した人物の動きを整理します。

1話あらすじ

遺伝子学を研究する大学院生・七瀬悠は、4年前の豪雨で行方不明になった義理の妹・紫陽の葬儀に現れ、遺体の入っていない棺を壊しました。悠は失踪後に紫陽の姿を目撃しており、今も生きていると信じていたのです。

そんな悠に、恩師の石見崎明彦教授から、インドのループクンド湖で発見された約200年前の人骨のDNA鑑定が依頼されます。ところが鑑定の結果、人骨のDNAは紫陽のDNAと100%一致しました。

悠が説明を求めて石見崎教授の自宅へ向かう途中、黒いコートの男とすれ違います。自宅に到着すると、石見崎教授はすでに死亡していました。

さらに、人骨は研究室から盗まれ、防犯カメラの映像も保存期間前に上書きされていました。石見崎教授の自宅にあったパソコンのデータも破壊され、娘の真理も行方不明になります。

教授の姪・石見崎唯は、真理を捜すために協力してほしいと悠に申し出ました。悠は、唯の仕草に紫陽と似たものを感じながら、二人で事件の謎を追うことになります。

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2話あらすじ

悠は以前、石見崎教授から、車椅子に乗りショールで顔を隠した真理を紹介されていました。

教授は骨のDNA鑑定を依頼した後、複数のスタッフに手伝わせ、真理を車でどこかへ移動させていました。

悠と唯は、石見崎教授が一人で落ち着くために使っていた部屋を調べます。パソコンの検索履歴には、発生生物学者・仙波佳代子のページが残され、教授が死亡した日の予定には「Sと面会」と記されていました。

仙波の講演会を訪れた二人は、石見崎教授と人骨について尋ねますが、仙波は「その件は調べないほうがいい」と忠告します。しかし、石見崎教授の遺体付近に残されていた毛髪と、仙波のペットボトルから採取したDNAが一致。仙波が教授と死亡当日に接触していた可能性が高まりました。

一方、七瀬京一は、800体もの人骨から1体だけを調べたこと自体が不自然だと指摘しました。さらに、石見崎教授が紫陽のDNAサンプルをすり替えた可能性を持ち出し、悠に調査をやめるよう求めます。

その後、悠は京一に勧められた病院でカウンセリングを受けますが、職員に入院させられそうになり、逃げ出しました。

日江製薬の買収情報を追っていたフリー記者・小野寺洋一も、黒いコートの男に追われます。小野寺は編集長の平間孝之に、もし自分が死んだら部屋の資料を公開してほしいと連絡しました。直後、河川敷では身元不明の白骨遺体が発見されます。

そして第2話の最後、悠の同僚・新橋幹夫が、盗まれたループクンドの骨を春日陽子へ渡していたことが明らかになりました。

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石見崎教授は何を知っていた?

石見崎教授は、200年前の人骨と紫陽のDNAが一致することを予想し、自分と娘の真理が狙われることまで察していたと考えられます。

明彦は悠へ骨の鑑定を依頼した直後、複数のスタッフに手伝わせて真理を車で移動させています。さらに、死亡当日は仙波佳代子と会う予定を入れ、普段使っていた部屋のパソコンでも仙波について調べていました。

偶然事件に巻き込まれた人物ではなく、危険を承知で真相を追っていた人物です。

なぜ悠に200年前の骨のDNA鑑定を依頼した?

ループクンド湖では約800体もの人骨が発見され、年代も一つではありません。その中から特定の1体だけが日本へ送られ、明彦から悠へ鑑定が依頼されました。

京一が指摘したように、数多くある骨の中から、その1体だけを選んだ経緯は不自然です。

明彦が何も知らずに鑑定を依頼したのであれば、遺伝子学を研究する別の人物でもよかったはずです。しかし、明彦が選んだのは、紫陽のDNAサンプルを持つ悠でした。

明彦は、骨と紫陽を比較させるために、最初から悠を鑑定者に選んだのではないでしょうか。

悠自身に鑑定させれば、結果を偽造や思い込みとして簡単に否定できません。明彦は悠へ秘密を説明するのではなく、本人の手で異常な一致を確認させようとしたと考えられます。

石見崎教授はなぜ真理をどこかへ移した?

明彦は骨の鑑定を依頼した後、車椅子に乗った真理を自宅から車で移動させていました。複数のスタッフが手伝っていたことから、気軽な外出ではありません。

移動先が明かされていない点も重要です。

明彦は鑑定結果が出る前から、自分の周囲に危険が迫ると分かっていたのでしょう。真理を守るために、安全な場所へ避難させたと見るのが自然です。

一方で、真理は車椅子に乗り、ショールで顔まで隠していました。病気やけがだけではなく、真理の姿を外部に見られたくない事情があったとも考えられます。

真理は単なる被害者ではなく、紫陽と200年前の骨をつなぐ秘密を知る、または自身がその秘密に関係する人物なのかもしれません。

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死亡当日に会う予定だった「S」は仙波佳代子?

明彦の予定表には、死亡当日に「S」と会う記録が残されていました。

その後、悠が石見崎教授の遺体付近で見つけた毛髪と、仙波佳代子のペットボトルから採取したDNAが一致しています。

この結果から、「S」は仙波佳代子を指していると考えられます。

仙波は悠と唯に「その件は調べないほうがいい」と忠告しましたが、明彦と会っていたことは自分から話していません。

仙波が明彦を殺害したとは断定できません。ただし、死亡当日に接触した可能性が高いにもかかわらず、その事実を自ら語らないのは大きな違和感です。

明彦と仙波は、紫陽のDNAや人骨に関係する研究について話していたのではないでしょうか。

パソコンに仙波佳代子の検索履歴が残っていた理由

明彦が普段落ち着くために使っていた部屋のパソコンには、仙波佳代子を調べた履歴が残っていました。

二人が以前から親しい研究仲間だったなら、わざわざ直前に仙波の情報を検索する必要はありません。

明彦は、仙波の現在の研究内容、所属、講演予定、過去の経歴などを確認しようとしていたと考えられます。

つまり、仙波を全面的に信頼して会おうとしたのではなく、仙波がどこまで事件に関わっているのかを確かめようとしていたのかもしれません。

明彦は真理を移動させ、悠に鑑定を任せ、仙波との面会へ向かいました。

この一連の行動を見る限り、石見崎教授は秘密を守る側ではなく、命を狙われる前に真相を明らかにしようとしていた人物だと考えられます。

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七瀬京一はなぜ悠を真相から遠ざける?

七瀬京一は、200年前の人骨と紫陽のDNAが一致した事実を知った後、悠に調査を続けさせるのではなく、何度も別の説明を与えて口を閉ざそうとしました。

さらに、悠を病院へ向かわせ、本人の意思に反して入院させようとしています。

京一は悠を心配しているだけではなく、紫陽と人骨を結ぶ事実が外部へ漏れることを恐れているように見えます。

800体の中から1体だけ鑑定された不自然さ

京一は、ループクンド湖から約800体もの人骨が発見されているにもかかわらず、その中の1体だけが石見崎教授へ送られた点を不自然だと指摘しました。

この疑問自体は筋が通っています。

年代も異なる多数の骨の中から、偶然選ばれた1体が紫陽のDNAと一致するとは考えにくいからです。

ただし、京一はその不自然さを追究するのではなく、石見崎教授が人骨コレクターへ売るつもりだったのではないかと話をそらしました。

人骨がなぜ選ばれたのかを調べるより、石見崎教授個人の問題として終わらせようとしている点が引っかかります。

京一は「1体だけ選ばれた理由」を知らないのではなく、悠にそこを調べさせたくないのではないでしょうか。

DNAサンプルのすり替え説は悠を納得させるため?

悠は、比較に使われた紫陽のDNAサンプルを自分で採取したため、取り違えではないと断言しました。

それでも京一は、石見崎教授ならサンプルをすり替えることができたと主張します。

しかし、石見崎教授が紫陽のサンプルをすり替える動機は示されていません。

鑑定結果を否定する材料がないため、「石見崎教授が細工した」という可能性を持ち出したようにも見えます。

京一の説明は、真相を明らかにするための推理ではなく、悠に鑑定結果を疑わせるための言葉です。

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石見崎教授の名誉を理由に口止めした違和感

京一は、200年前の骨と紫陽のDNAが一致した事実を公表すれば、石見崎教授の名誉を傷つけることになると話しました。

しかし、石見崎教授はすでに殺害され、自宅のデータも破壊されています。

本当に教授の名誉を守りたいのであれば、サンプルがすり替えられたのか、誰が骨を盗んだのかを調べる必要があります。

それにもかかわらず、京一が求めたのは調査ではなく沈黙でした。

しかも、悠を呼び出した料亭は、悠が母・楓と京一に初めて会った場所です。

家族としての始まりを象徴する場所で、京一は悠に「家族の秘密を追うな」と迫ったことになります。

京一は父親として悠を説得したのではなく、七瀬家の一員として秘密を守らせようとしたのでしょう。

悠を病院へ入院させようとした本当の狙い

京一に勧められて病院へ向かった悠は、カウンセリングを受けている途中で、職員に入院させられそうになりました。

悠は自分から入院を希望しておらず、職員から逃げ出しています。京一が悠の心身を心配していたとしても、本人に十分な説明をせず、突然入院させようとした行動は異常です。

京一は悠を守ろうとしたのではなく、真相へ近づく悠を社会から切り離そうとしたのではないでしょうか。

第3話の公式あらすじでも、悠は京一によって強制入院させられそうになった後、過去の出来事を思い出すとされています。

京一が隠しているのは、人骨の鑑定結果だけではありません。悠が忘れている七瀬家の過去そのものが、紫陽のDNA一致とつながっている可能性があります。

悠を入院させることで止められること

  • 人骨の鑑定結果を追うこと
  • 石見崎教授の死を調べること
  • 仙波佳代子や新橋へ接触すること
  • 悠の証言が外部へ広がること

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仙波佳代子は石見崎教授の味方か敵か

仙波佳代子は、石見崎教授が死亡した当日に会う予定だった「S」とみられる人物です。

さらに、遺体発見時に残されていた第三者の毛髪と、仙波のペットボトルから採取したDNAが一致しました。

仙波が石見崎教授と死亡当日に接触していた可能性は高く、教授の死と無関係とは考えにくいものの、犯人側ではなく、教授と同じ秘密を抱えている人物にも見えます。

石見崎教授の遺体付近に仙波佳代子の毛髪があった

石見崎教授の予定表には、死亡当日に「S」と面会する記録が残されていました。

悠と唯が仙波佳代子の講演会を訪れた後、仙波のペットボトルから採取したDNAと、石見崎教授の遺体付近で見つかった第三者の毛髪が一致しています。

この結果から、「S」は仙波を指していると考えるのが自然です。

問題は、仙波が石見崎教授と会ったことを自ら語らず、悠たちに「その件は調べないほうがいい」と忠告した点です。

単なる研究仲間として会っただけなら、接触を伏せる必要はありません。

仙波は石見崎教授の死そのものより、二人が共有していた研究の秘密を隠しているのではないでしょうか。

「その件は調べないほうがいい」と忠告した理由

悠と唯が人骨について尋ねると、仙波は「その件は調べないほうがいい」と忠告しました。

この言葉は、何も知らない人物の反応ではありません。

仙波は人骨の正体、紫陽とのDNA一致、石見崎教授が殺された理由のいずれかを知っているのでしょう。

ただし、仙波の言葉には二つの意味が考えられます。

一つは、自分たちの秘密を守るために、悠たちを追い返そうとした場合です。

もう一つは、石見崎教授のように命を狙われる危険があるため、悠たちを止めようとした場合です。

仙波が冷たく突き放したように見えても、実際には警告だった可能性があります。

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仙波佳代子は石見崎教授を止めようとしていた?

石見崎教授は死亡前、仙波について検索し、実際に会う予定を立てていました。

教授が仙波を全面的に信用していたなら、直前に改めて調べる必要はありません。

石見崎教授は、仙波が現在どの研究に関わり、どの立場にいるのかを確認したうえで会おうとしていたのでしょう。

一方の仙波も、教授が悠に人骨の鑑定を依頼したことを知り、真相が表に出るのを止めようとした可能性があります。

仙波が教授を殺したとは限りません。

しかし、二人の間で人骨を公表するか、秘密を守るかという対立が起きていたとも考えられます。

仙波佳代子は紫陽と真理の秘密を知っている?

仙波佳代子は発生生物学者です。

発生生物学は、生物がどのように形づくられ、成長していくのかを研究する分野であり、DNAや生命の仕組みとも深く関わります。

200年前の人骨と現代の紫陽のDNAが一致する異常な現象を考えると、仙波の専門分野は物語の中心に近すぎます。

さらに、真理は車椅子に乗り、ショールで顔を隠していました。

真理の身体に起きていた異変が、仙波の研究や紫陽のDNAと関係していたなら、石見崎教授が仙波へ会いに行った理由もつながります。

仙波佳代子は事件の犯人というより、紫陽と真理に何が起きたのかを知りながら、その事実を隠している人物ではないでしょうか。

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骨を盗んだのは新橋?春日陽子に渡した意味

第2話のラストでは、悠の同僚・新橋幹夫が、春日陽子に「ループクンドの骨です」と告げて人骨を渡しました。

研究室から盗まれた骨が新橋の手にあったことで、骨の持ち出しには研究室内部の人物が関わっていたことになります。

新橋は、悠のすぐ近くで鑑定結果と捜査の動きを把握しながら、裏では骨を春日へ運んでいた人物です。

研究室へ自由に入れる新橋は条件に一致する

人骨を盗んだ人物には、研究室へ不自然に思われず出入りできる立場が必要です。

さらに、人骨の保管場所だけでなく、防犯カメラの位置やデータの保存期間まで把握していなければ、映像を残さず骨を持ち出すことはできません。

新橋は悠と同じ研究室に所属し、すぐ近くでDNA鑑定の経過を見ていました。第2話のラストでは、その新橋が盗まれたループクンドの骨を春日陽子へ渡しています。

第1話で悠と唯が挙げた「場所を知り、自由に研究室へ入れる人物」という条件に、新橋は完全に重なっています。

新橋が満たしていた条件

  • 人骨が保管されている場所を知っている
  • 研究室へ自由に出入りできる
  • 防犯カメラの位置を確認できる
  • 悠がDNA鑑定を進めていることを知っている

防犯カメラを上書きしたのも新橋なのか

防犯カメラの映像は、30日間保存されるはずなのに、事件から17日しかたっていない段階で上書きされていました。

骨を持ち出しただけなら、新橋が実行役だったと考えられます。

ただし、防犯カメラのデータ操作まで一人で行ったとは限りません。

新橋が骨を運び、別の人物が映像を消したのであれば、研究室の内部だけでなく、大学や管理側にも協力者がいることになります。

骨の盗難は衝動的な犯行ではなく、証拠を残さず特定の人物へ渡すために計画された持ち出しだったのでしょう。

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新橋は黒幕ではなく運搬役?

新橋は骨を盗んだ人物として怪しく見えますが、現時点で黒幕と決めるのは早いです。

第2話の新橋は、春日陽子へ骨を届ける立場として描かれました。

自分の判断で骨を盗んだのであれば、わざわざ春日に渡す理由が必要です。新橋は春日の指示を受けて動く運搬役、または研究協力者だったと考えた方が自然です。

新橋自身が骨の正体を知っているのか、それとも指示どおりに運んだだけなのかで、立場は大きく変わります。

悠の同僚としてそばにいたのも偶然ではなく、鑑定結果を監視するために研究室へ入り込んでいた疑いも出てきました。

春日陽子はなぜループクンドの骨を受け取った?

春日陽子は、盗まれた人骨を受け取った時点で、事件の核心にいる人物です。

重要なのは、新橋が骨を隠したのではなく、春日へ届けたことです。

春日は、その骨を処分するのではなく、別の場所で保管または研究するつもりだったのでしょう。

200年前の人骨と紫陽のDNAが一致した事実を隠すだけなら、骨を完全に破壊する方が確実です。それでも春日が骨を受け取ったのは、人骨そのものに研究上の価値があり、手放せない理由があるからだと考えられます。

春日と新橋が誰の指示で動いているのか、七瀬京一や仙波佳代子とつながっているのかが、今後の大きな焦点です。

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黒いコートの男は証拠を消している?

黒いコートの男は、ループクンドの骨に触れた人物や、日江製薬の秘密へ近づいた人物の前に現れています。

インドで骨を発見した人物、石見崎教授、小野寺の周囲に同じ特徴の男が現れたことから、偶然そこに居合わせた人物ではありません。

黒いコートの男は、骨の秘密を知った人物を追跡し、証拠と情報を消す実行役だと考えられます。

インドで骨を発見した人物が殺された

ループクンドの人骨を発見し、石見崎教授へ送ったインド人は、黒いコートの人物に襲われました。

その後、京一は悠に対し、人骨を送ったインド人が行方不明になっていると話しています。

つまり、骨が日本へ渡った時点から、すでに口封じは始まっていました。

人骨を発見しただけの人物が狙われたのなら、黒いコートの男が守ろうとしているのは骨の所有権ではありません。

その骨がどこから選ばれ、誰の手に渡り、何の鑑定を受けるのかという情報そのものを消そうとしているのでしょう。

石見崎教授の自宅付近に現れた理由

悠が石見崎教授の自宅へ向かう途中にも、黒いコートの男が現れました。

その直後、悠は自宅で石見崎教授の遺体を発見しています。

さらに、教授のパソコンのデータは破壊され、研究室から人骨が盗まれ、防犯カメラの映像も消されていました。

黒いコートの男が石見崎教授を殺害したと現時点では断定できません。

ただし、教授が死亡したタイミングで現場付近にいた以上、殺害または証拠隠滅に関与した疑いは強く残ります。

黒いコートの男は、自分で情報を集める研究者ではなく、別の人物から命令を受けて動く実行役に見えます。

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小野寺を追っていた男も同じ人物?

フリー記者の小野寺は、中国企業が日江製薬の買収に動いているという情報を掴んでいました。

小野寺が飲食店を出た後、黒いコートの男が後をつけています。

危険を感じた小野寺は平間へ連絡し、自分が死んだ場合には部屋に残した資料を公開してほしいと頼みました。

小野寺が追っていたのは、企業買収だけではなかったのでしょう。

日江製薬が隠している研究や、買収先が欲しがっている情報にまで近づいたため、口封じの対象になったと考えられます。

インド人と石見崎教授はループクンドの骨、小野寺は日江製薬の買収を調べていました。

別々に見えた二つの事件は、日江製薬が持つ遺伝子研究を中心に一本につながっているのではないでしょうか。

河川敷の白骨遺体は小野寺なのか

小野寺が黒いコートの男から逃げた後、河川敷で身元不明の白骨遺体が発見されました。

第2話の時点では、その遺体が小野寺だと確定していません。

ただし、小野寺が追われる場面の直後に白骨遺体が映された以上、小野寺の死を疑わせる演出です。

最大の違和感は、襲われた直後と思われる人物が、すでに身元を判別できないほど骨になっていたことです。

通常の殺害では、この短時間で遺体が白骨化するとは考えられません。

ループクンドの人骨、200年前という年代、石見崎教授の研究、発生生物学者の仙波が登場していることから、急速な白骨化も遺伝子や細胞を操作する技術と関係しているのでしょう。

黒いコートの男は、単に人を殺すだけではありません。

標的を骨だけの状態に変え、身元と死因を同時に消す手段を持っている可能性があります。

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紫陽・真理・唯はつながっている?

紫陽と真理は、ともに行方不明になった女性です。さらに、悠は唯の仕草を見た瞬間、紫陽と似ていると感じました。

一見すると別々の人物ですが、3人とも石見崎教授と七瀬家を通じて、200年前の人骨の謎につながっています。

紫陽・真理・唯の共通点は偶然ではなく、物語の核心に関わる伏線だと考えられます。

真理が車椅子で顔を隠していた理由

悠が以前に紹介された真理は、車椅子に乗り、ショールで顔を隠していました。

体調を崩していたとしても、顔まで隠す描写には別の意味があるはずです。

石見崎教授が真理の姿を他人に見られたくなかったのか、真理自身が顔を見せられない状態だったのかは、まだ分かっていません。

ただし、その後に教授が複数のスタッフを使って真理を別の場所へ移動させたことを考えると、単なる療養ではなさそうです。

真理の身体には、石見崎教授が関わった研究による変化が起きていたのではないでしょうか。

顔を隠していたのも、外見や身体に現れた異変を知られないためだったと見ると、突然の移送ともつながります。

唯の仕草が紫陽に似ているのは伏線?

悠は、唯の何気ない仕草に紫陽と似たものを感じました。

現時点では、唯と紫陽の血縁関係は示されていません。それでも、遺伝子や同一性が物語の中心にある中で、二人をわざわざ「似ている」と印象づけた以上、単なる懐かしさを表す場面とは考えにくいです。

特に『一次元の挿し木』では、200年前の人骨と紫陽のDNAが完全一致しています。

唯と紫陽の仕草が似ているという描写も、二人の間に遺伝子や記憶に関わる共通点があることを示しているのでしょう。

唯自身は何も知らず、石見崎教授の研究によって紫陽とつながっている可能性もあります。

一方で、唯が悠へ近づいたのも、真理を捜すためだけではなく、石見崎教授から何かを託されていたとも考えられます。

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行方不明になった紫陽と真理の共通点

紫陽は4年前の豪雨の日に行方不明になりました。

真理も、石見崎教授が死亡した後、行方が分からなくなっています。

ただし、真理については、事件後に突然姿を消したのではありません。教授が事前に、複数のスタッフとともにどこかへ移動させていました。

つまり、紫陽と真理は同じ「行方不明」でも、失踪の経緯が異なります。

紫陽は七瀬家から消え、真理は石見崎教授によって隠された。

この二人が同じ研究に関わっていたなら、教授は紫陽の失踪後に真理を守り続けていたのかもしれません。

真理は紫陽の身に起きたことを知る証人、または紫陽と同じ現象が起きた人物なのでしょう。

3人は同じ遺伝子研究に関係している?

紫陽のDNAは200年前の人骨と完全一致しました。

真理は車椅子に乗り、顔を隠した状態で生活し、石見崎教授によって秘密の場所へ移されています。

唯は紫陽と似た仕草を見せ、教授の死後、悠とともに真相を追い始めました。

3人の共通点を並べると、偶然だけでは説明できません。

タイトルの「挿し木」は、切り取った枝から、元の植物と同じ遺伝情報を持つ新しい個体を育てる方法です。

この言葉が物語の仕組みを示しているなら、紫陽、真理、唯は、同じ遺伝情報や研究から生まれた存在としてつながっているのではないでしょうか。

現時点で3人が同一人物だと断定はできません。

しかし、紫陽だけが特別なのではなく、真理と唯も「同じものから分かれた存在」である疑いが強まっています。

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一次元の挿し木3話予想!石見崎教授が残した手がかりとは

第3話予告では、悠が「何か僕に知らせようとしてたのかもしれない」と語っています。

石見崎教授が悠に人骨のDNA鑑定を依頼し、真理を別の場所へ移した一連の行動は、ただ危険から逃げるためではありません。

石見崎教授は、自分が殺されることまで予測し、悠が後から真相へたどり着けるように手がかりを残していたと考えられます。

石見崎教授は組織から切り捨てられた?

予告では、電話口の男が「ループクンドの骨については、石見崎は勝手にやったことです」と報告しています。

この言葉から、石見崎教授は個人で骨を調べていたのではなく、過去に何らかの組織や研究計画へ関わっていたと考えられます。

問題が表面化したため、組織側は「教授が勝手にやった」と責任を押しつけ、関係を切ろうとしているのでしょう。

石見崎教授の殺害、研究データの破壊、骨の盗難は、教授個人の秘密を消すためではありません。

教授が関わっていた研究そのものを、存在しなかったことにする証拠隠滅です。

石見崎教授と仙波佳代子の接点が明らかになる?

悠は予告で、石見崎教授と仙波佳代子の接点を見つけようとしています。

仙波は教授が死亡した日に会っていたにもかかわらず、その事実を隠し、「調べないほうがいい」と忠告しました。

第3話では、二人が同じ研究に関わっていた過去が見えてくると予想します。

ただし、仙波が石見崎教授を殺した犯人とは限りません。

予告では「今すぐそこから逃げてください」と叫ぶ女性の場面もあり、仙波は真相を隠す側でありながら、誰かを危険から守ろうとしている可能性があります。

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「すべて忘れろ」は誰への脅迫?

予告では、激しくドアを叩く音とともに、「お前誰だ?」「すべて忘れろ」という脅迫めいた言葉が流れます。

さらに「立場をわきまえろ」というセリフもあり、真相を追う人物へ強い圧力がかけられていることが分かります。

これは黒いコートの男だけが単独で動いているのではなく、複数の人物が役割を分担している証拠です。

黒いコートの男の背後には、研究者や企業関係者を動かす大きな組織がいるのでしょう。

組織内で分担されている役割

  • 調査をやめるよう警告する人物
  • 人骨や証拠を盗む人物
  • 防犯カメラや研究データを消す人物
  • 真相に近づいた人物を殺す実行役

悠が忘れている過去が紫陽につながる?

予告では、悠が「僕は行方不明になった妹を探してるんです」と訴え、最後には「もう、ほかに手がかりがないんですよ」と感情を爆発させています。

第3話の公式あらすじでも、悠は過去の出来事を思い出し始めるとされています。

京一が悠を病院へ入院させようとしたのは、単に調査を止めるためではありません。

悠が過去の記憶を取り戻すことを恐れたからではないでしょうか。

予告にある「僕とは違う別の世界を見ていた」「私を守るため」という言葉も、紫陽が悠に秘密を隠していたことを示しているように見えます。

紫陽は突然姿を消したのではなく、悠を守るために、自分から七瀬家と研究の秘密を背負って消えた可能性があります。

第3話で石見崎教授の行動の意味が変わる

第1・2話では、石見崎教授は謎の人骨を悠へ託した後、事件に巻き込まれて殺された被害者に見えていました。

しかし、第3話予告では、電話口の男が「ループクンドの骨については、石見崎は勝手にやったことです」と報告しています。

この言葉から、石見崎教授は個人で骨を調べていたのではなく、過去に何らかの組織や研究計画へ関わっていたと考えられます。

教授は組織の方針に背き、悠へ骨のDNA鑑定を依頼した。そのため、組織側は「教授が勝手にやった」と責任を押しつけ、教授が関わった研究そのものを消そうとしているのでしょう。

石見崎教授の殺害、研究データの破壊、人骨の盗難は、教授個人の秘密を消すためではありません。

石見崎教授が関わっていた研究を、最初から存在しなかったことにする証拠隠滅です。

石見崎教授は事件に巻き込まれたのではなく、組織を裏切ってでも悠へ真相を伝えようとした人物だった。

第3話は、その事実が初めて見えてくる回になると予想します。

第3話でつながる4つの疑問

  • なぜ石見崎教授は悠を選んだのか
  • なぜ真理を別の場所へ移したのか
  • なぜ死亡当日に仙波佳代子と会おうとしたのか
  • なぜ組織は教授だけの責任にしようとしているの

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一次元の挿し木に原作小説はある?

『一次元の挿し木』には、松下龍之介さんによる同名小説の原作があります。

原作は、第23回『このミステリーがすごい!』大賞で文庫グランプリを受賞した作品です。

200年前の人骨と、4年前に失踪した紫陽のDNAが一致する謎は原作でも物語の中心となっています。ドラマを見て続きや結末が気になった方は、原作小説から先に真相を確かめることもできます。


まとめ|石見崎教授は真相を悠に託そうとしていた

『一次元の挿し木』1・2話では、200年前の人骨と紫陽のDNAが一致しただけでなく、石見崎教授の死、真理の失踪、防犯カメラ映像の消去、盗まれた骨まで、一連の事件が意図的に仕組まれていたことが見えてきました。

七瀬京一は悠を口止めし、仙波佳代子は石見崎教授との接触を自ら語らず、新橋幹夫は盗まれた骨を春日陽子へ渡しています。黒いコートの男も、骨や日江製薬の秘密へ近づいた人物を次々に追っていました。

石見崎教授は危険を察知して真理を逃がし、自分が殺される前に、悠が真相へたどり着ける手がかりを託したのでしょう。

第3話では、石見崎教授と七瀬京一、仙波佳代子の過去がどこまでつながっているのか、そして紫陽が悠を守るために何を隠していたのかに注目です。

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