『Tシャツが乾くまで』5話考察|なぜ今?充の「ただいま」の意味とは

事故からもうすぐ1年。充が帰ってくるのを待ち続けてきた咲子は、ようやく彼の持ち物を処分し、自分の生活を前へ進めようとしていました。

さらに充との電話をきっかけに、咲子は樹生がすでに「別の大切な人」になっていることにも気づきます。そんな矢先、玄関のチャイムが鳴り、目の前に現れたのは充でした。

「ただいま」と帰ってきた充に、咲子は「おかえり」と答えます。しかし、1年前と同じ夫婦にそのまま戻れるはずはありません。

なぜ充は、咲子がようやく前を向こうとした今になって帰ってきたのでしょうか。第5話では、充の突然の帰宅と「ただいま」に込められた意味、そして咲子と樹生の関係を考察します。

第4話では、充とあずさが「不倫ではなく家族のような関係だったのではないか」という考察が大きく動きました。充の失踪準備や咲子と樹生の距離が近づいた流れは、第5話へつながっています👇

目次
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『Tシャツが乾くまで』公式相関図

咲子の夫・充はバス事故の前に姿を消し、樹生の妻・あずさは事故で亡くなりました。

あずさと充が毎月「第3金曜日」に会っていたことが判明し、咲子と樹生は2人の関係を調べ始めます。

出典:TBS「Tシャツが乾くまで」

登場人物の詳しい役柄や原作の有無、作品全体のあらすじは、ドラマ紹介記事で整理しています。

『Tシャツが乾くまで』原作・相関図・あらすじはこちら👇

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『Tシャツが乾くまで』第5話ネタバレあらすじ

充のスマートフォンに残されていた長野の住所を訪ねた咲子でしたが、充には会えず、そこにいた人物も二人のことを知らないと話します。咲子は樹生に「諦めた」と報告しました。

一方、樹生のもとには、あずさが育った児童養護施設の平岡が訪ねてきます。あずさが結婚し、子どもまでいたことを知って驚きながらも、うれしくなって樹生の顔を見に来たのでした。

事故からもうすぐ1年。咲子と樹生は毎週コインランドリーで会い、何気ない話をする関係が続いていました。

そんな中、樹生は事故現場で直人と遭遇。直人は、以前あずさが喫茶「ひこうき」を訪ね、「毎月第3金曜日にコインランドリーで充と話している」と明かしていたことを話します。さらに、店を訪ねたことは充に黙っていてほしいと頼まれていました。

咲子は同僚の千鶴に、樹生について「一緒にいて楽しい」と話しながらも、まだ充が自分の中にいるため「ちょっと違う」と打ち明けます。

一方の樹生も、亡くなったあずさの物を捨てられずにいました。再び現れたあずさの幻に、「俺はあずさと生きたかったんだよ」と本音をぶつけます。

その後、樹生は咲子に「僕と翔が瀬尾さんの家へ引っ越すのはアリですか?」と突然提案。「寂しいからです。誰でもいいわけじゃないです」と告げ、一周忌が終わったら答えがほしいと伝えました。

そして咲子は、喫茶「ひこうき」でついに充からの電話を受けます。なぜ消えたのかは聞かず、ただ一つ「あずささんは、なんで一緒だったの?」と問いかけました。

電話を切った咲子は、充と話しているのに、出てくる言葉はすべて樹生やあずさを思ってのものだったと気づきます。

咲子は樹生を「別の大切な人」だと認め、充の物を処分し始めました。

その瞬間、玄関のチャイムが鳴ります。

扉の向こうに立っていたのは、1年間帰ってこなかった充でした。

「ただいま」

咲子は、「おかえり」と答え、第5話は終了しました。

充はなぜ今帰ってきた?「ただいま」の意味とは

第5話のラストで、1年間姿を消していた充が突然、咲子の前に現れました。

しかも、そのタイミングがあまりにも皮肉です。

咲子は充との電話を終えたあと、夫婦に戻る方法を聞こうとしていたはずなのに、実際には樹生やあずさのことばかり考えていた自分に気づきました。

さらに樹生へ、「別の大切な人になってるなって」と自分の気持ちを認め、充のスリッパや歯ブラシを捨て始めます。

つまり充が帰ってきたのは、咲子が「充を待つ妻」でいることをやめようとした、まさにその瞬間でした。

そして充が最初に口にしたのは、謝罪でも説明でもなく「ただいま」です。

この言葉からは、充の中では咲子のいる家が今も「帰る場所」だったことが分かります。

しかし咲子にとっての家は、この1年間で変わりました。

充の帰りを待って買えなかった脚立を買い、充の物を捨て、樹生を別の大切な人だと認めた直後です。

咲子も反射的に「おかえり」と返しましたが、それは「夫婦に戻りたい」という答えとは限りません。

第5話の「ただいま」と「おかえり」は、失踪した夫が帰宅した感動的な再会というより、1年前の場所へ戻ろうとする充と、すでにそこから動き始めた咲子のズレを見せる言葉だったのではないでしょうか。

第6話では充がこの1年間について語ると予告されています。

充がなぜ消え、なぜ今になって戻ったのか。その理由が明かされた時、咲子がもう一度「妻」として充を選ぶのか、それとも別の答えを出すのかが最大の焦点になりそうです。

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第3金曜日は密会日ではない?充とあずさが守っていた「境界線」

第5話で、あずさが直人に「毎月第3金曜日にコインランドリーでおしゃべりする」と話していたことが分かりました。

ここで気になるのは、二人が毎月会っていたこと以上に、関係がずっとコインランドリーの中に閉じられていたことです。

あずさは充の勤務先を知り、サプライズで喫茶「ひこうき」まで訪ねています。

ところが充がいないと分かると、直人に「来たことは黙っていてください」と頼みました。

これが恋人同士の行動だとすると、少し妙です。

会いたいなら連絡すればいい。店へ来たことまで隠す必要もありません。

むしろ二人には、「第3金曜日にコインランドリーで会う。それ以外の日常には入り込まない」という暗黙のルールがあったように見えます。

充には咲子との生活があり、あずさには樹生と翔との生活がある。

その家庭を壊して一緒になりたいのではなく、月に一度だけ、夫でも妻でも父でも母でもない自分に戻れる場所がコインランドリーだったのではないでしょうか。

だからこそ、配偶者にも説明しなかった。

不倫だから隠したのではなく、夫婦にも踏み込ませたくない二人だけの居場所だったと考えると、第4話の清掃員が語った「家族みたい」という言葉ともつながります。

さらに重要なのは、事故の日です。

普段の二人が「第3金曜日・コインランドリー」という境界線を守っていたのなら、二人で高速バスに乗って長野へ向かった日は、そのルールを破るほどの何かが起きていたことになります。

花火大会や水族館へ遊びに行くためだけだったのか。

それとも、あずさか充のどちらかが、いつもの「おしゃべり」では済まない問題を抱えていたのか。

第5話を見ても、「第3金曜日=不倫の密会日」には見えません。

むしろ第3金曜日は、家族にさえ見せられない自分を置いておくための避難場所だった。

だから次に知りたいのは、「二人はどんな関係だったか」より、なぜ事故の日だけ、その安全な場所を出て長野へ向かったのかです。

ここが第6話で充の口から明かされる最大の真相だと思います。

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咲子と樹生は恋愛になる?二人が選んだのは「名前のない関係」

第5話で、咲子と樹生の関係はかなり大きく動きました。

樹生は咲子に、「僕と翔が瀬尾さんのお宅へ引っ越すのはアリですか?」と突然切り出します。

理由を聞かれると、「寂しいからです。誰でもいいわけじゃないです」と答えました。

一見すると告白ですが、樹生が求めているのは「付き合ってください」でも「好きです」でもありません。

一緒に暮らしたい。

ここが、この二人らしいところです。

第4話から二人は、花火大会へ行き、食事をし、毎週ランドリーで会い、翔も交えて時間を過ごしてきました。

恋愛より先に、生活が近づいているのです。

それでも咲子は一度、樹生の提案を断ります。

まだ自分の中に充がいるからです。

ところが充から電話がかかってくると、咲子は自分でも思っていなかったことに気づきます。

夫婦に戻る方法を聞きたかったはずなのに、頭に浮かんでいたのは、あずさを失った樹生の苦しみでした。

そして樹生に、「別の大切な人になってるなって」と告げます。

ここで咲子が選んだのも、「恋人になりましょう」ではありません。

はっきりした関係じゃなくても、一緒にいていい。

この答えは、第4話まで続いてきた「家族とは何か」というテーマにもつながります。

充とあずさも、夫婦でも恋人でもないのに、清掃員から「家族みたい」と見られていました。

そして今度は咲子と樹生が、恋人という名前をつける前に、互いの生活へ入り始めています。

もしかするとこのドラマが描いているのは、誰と結婚するかではなく、「自分が安心して帰れる相手は誰なのか」なのかもしれません。

だからこそ、その直後に充が「ただいま」と帰ってきたことが残酷です。

充にとって咲子の家はまだ「帰る場所」だった。

しかし咲子にとって「一緒にいたい人」は、この1年間で一人ではなくなっていました。

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樹生があずさに「元気でね」と告げた意味|ようやくできた本当の別れ

第5話で現れたあずさは、もちろん本人ではありません。これまでと同じく、樹生の記憶と未練が作り出した幻です。

だからこそ今回のあずさの言葉は、樹生自身の心の変化をそのまま映しています。

あずさの服を前にして「さっさと捨てな」と言われるのは、樹生の中にようやく、物を手放しても、あずさまで消えてしまうわけではないという感覚が生まれ始めたからでしょう。

それでも樹生は、簡単には前へ進めません。

「俺はあずさと生きたかったんだよ」

この言葉に、第5話まで樹生が抱えてきたものが凝縮されています。

充との関係を疑ったことも、事故の真相を知ろうとしたことも、その奥にあったのは結局、あずさとの人生が突然終わってしまったことを受け入れられない苦しさでした。

しかも今、咲子との時間に心地よさを感じ始めている。

前へ進みたい気持ちが生まれたからこそ、「あずさを置いていくようで怖い」「別の人を大切にしたら裏切りになるのではないか」という罪悪感も強くなったのでしょう。

だから樹生は、最後にもう一度「あずさと生きたかった」と口にする必要があった。

忘れたいから前へ進むのではない。愛していたことを認め切ったうえで、それでも自分は生きていく。

そこまで言葉にできたから、最後に出てきたのが「元気でね」だったのだと思います。

「またね」ではありません。

樹生はここで初めて、心の中のあずさに別れを告げた。

そして、その直後に咲子との未来へ踏み込んでいきます。

第5話で樹生が整理できたのは、あずさへの愛ではありません。

あずさを愛したままでも、別れを受け入れて先へ進んでいい――その覚悟だったのではないでしょうか。

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直人はどこまで知っていた?充からの電話は偶然ではない

第5話で、もう一人かなり怪しい動きをしていたのが直人です。

冒頭、喫茶「ひこうき」で直人は誰かと話し、「咲子さんには言わなくていいのか?」、「行きます。住所を教えてください」と答えていました。

その後、店を臨時休業にしてスーツ姿で長野へ向かい、事故現場で樹生と遭遇します。

さらに後日、咲子をわざわざ店へ呼び出した直人は、「掃除お願いします。電話があったら出てもらっていいですか?」と言い残して店を出ていきます。

そして、直人がいなくなった直後に電話をかけてきたのが充でした。

ここまで重なると、充からの電話は偶然かかってきたものではなく、直人が二人を話させるために作った時間だったと見る方が自然です。

電話のあと、直人自身も、「色々知ってること黙ってて」と咲子に謝っています。

つまり直人は、この1年間ただ充から時々連絡を受けていただけではなく、咲子が知らないところで充の現在にかなり近い位置にいたのでしょう。

ただ面白いのは、直人が充の味方だけをしているわけではないことです。

樹生には、「咲子さんと仲良くなってもいいんじゃないですか?」と言い、充が戻るまで咲子に待っていてほしいとは言いませんでした。

そして咲子には、充と直接話せる場を作っています。

直人が守ろうとしていたのは充ではなく、充が自分の口で話すかどうかを決める権利だったのかもしれません。

だから、咲子から聞かれても勝手に事情を明かさなかった。

一方で、このまま何も知らない咲子を放置することもできず、最後は二人を直接つないだ。

第5話の直人は、充の秘密を隠していた人物というより、「自分から話せ」と充を咲子の前へ押し戻した人物に見えます。

そして実際、その直後に充は「ただいま」と帰ってきました。

だとすれば、冒頭で直人が「行きます」と向かった先で何があったのか。

そこで直人が充と会い、帰る決心をさせたのではないか。

第6話で充の1年間が語られるなら、直人がこの帰宅にどこまで関わっていたのかも見逃せないところです。

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咲子はなぜ充に「どこにいるの?」「なぜ消えたの?」と聞かなかったのか

1年ぶりに充の声を聞いた咲子は、本来なら真っ先に聞きたいことが山ほどあったはずです。

どこにいるのか。なぜ突然いなくなったのか。なぜ自分を置いていったのか。

ところが咲子は、それを聞きませんでした。

充から「どこにいるの?なんでいなくなったの?って聞かないの?」とまで言われても、咲子は話をそらしています。

これは、咲子がもう充に興味を失ったからではないでしょう。

二人が結婚する時に決めた、「嘘はだめ。でも言いたくないことは言わなくていい」という約束を、咲子はいまだに守っていたのだと思います。

充が何かを話さないと決めているなら、無理に聞き出さない。

それが二人なりの夫婦の形でした。

ところが、その咲子が唯一我慢できなかったのが、あずさのことです。

「あずささん、なんで連れてったの?」咲子がここだけは聞かずにいられなかったのは、もはや自分のためだけではありません。

あずさには樹生がいて、翔がいる。

そして咲子は、この1年間ずっと樹生の苦しみをそばで見てきました。

だから、「それがわからないとずっと辛い人がいるんだよ」という言葉が出た。

1年前の咲子なら、「どうして私を置いていったの?」と聞いたはずです。

しかし第5話の咲子が充にぶつけたのは、樹生が答えを得られないまま苦しんでいることでした。

ここに、咲子自身が後から気づいた変化があります。

充と話しているのに、自分のことより別の人の苦しみを考えている。

つまり咲子の心は、充が帰ってくるより先に、すでに夫婦の外へ動き始めていたのでしょう。

それでも最後には「言わなくていいって決めたもんね」と自分から質問を引っ込めます。

これは充を許したわけでも、納得したわけでもありません。

咲子は最後まで“充の妻だった自分”のルールを守りながら、その夫婦から離れ始めていた。

だからこそ、電話のあとに泣き崩れたのだと思います。

充と話せたのにうれしいだけではなかった。

むしろ、ようやく話せたことで、自分の気持ちがもう1年前と同じではないことを本人が知ってしまった。

第5話の電話は、充との再会より先に訪れた、咲子にとっての「夫婦の終わりを知る時間」だったのではないでしょうか。

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樹生はなぜ充を恨まなかった?「奪った男」にできなかった理由

もし充と一緒にいなければ、あずさは事故に遭わなかったかもしれません。

それでも樹生は、充を恨もうとはしませんでした。

事故現場で古本屋に、「他の男に会ってなければ」と言われても、樹生は「あずさが自分からついてきて、連れてってとか言いそうだから」と答えています。

ここには、この1年で変わった樹生の見方が表れているように思います。

樹生にとって充は、妻を奪った見知らぬ男ではありません。

咲子からは、充がどれほど優しく、自分を支えてくれた夫だったのかを何度も聞いてきました。そしてあずさ自身も、毎月第3金曜日に充と会い続けていました。

自分が愛したあずさと、咲子が愛した充。その二人が互いを大切にしていたのなら、充だけを悪者にして終わらせることはできなかったのでしょう。

同時に樹生は、自分に何も言わず充と出かけたあずさの行動そのものにも、少しずつ折り合いをつけ始めています。

「あずさが自分からついていった」

そう考えられるようになったのは、あずさを「連れていかれた人」ではなく、最後まで自分で選ぶ人だったと受け止められるようになったからではないでしょうか。

だから樹生が知りたいのは、もう誰を責めればいいのかではありません。

あずさはなぜ充と長野へ向かったのか。最後に何を選んだのか。

第1話では怒りや疑いから始まった樹生の「真相を知りたい」という気持ちも、第5話では、あずさ自身を理解するためのものへ変わり始めているように見えます。

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千鶴はなぜ「妻と別れる」と言われて喜ばなかった?

第5話で、千鶴の不倫相手は「奥さんと別れようと思ってる」と告げます。

普通なら「自分を選んでくれた」と喜びそうな場面です。

しかし千鶴は、「なら、私たちも別れよう」と答えました。

千鶴は、自分で生活していける。子どもを持つことも諦めた。そして今は、誰にも迷惑をかけずに恋愛を楽しめればいいと考えています。

だから彼女が求めていたのは、相手の妻の座を奪って新しい家庭を作ることではありませんでした。

むしろ不倫相手が「妻と別れれば千鶴は喜ぶ」と考えていたことに対して、「その時点で分かってなかったってことだよね」と気づいたのです。

千鶴にとって大切だったのは、結婚という形ではなく、自分が心地よいと思える距離で関係を続けることでした。

この話は、その後の咲子と樹生にもつながっています。

樹生は「一緒に住む」「一周忌が終わったら答えがほしい」と、二人の関係をはっきりさせようとします。

しかし咲子が最後に出した答えは、「はっきりした関係じゃなくても、一緒にいていい」でした。

つまり第5話では、男女が大切に思い合ったからといって、必ず恋人や夫婦という形を選ばなくてもいいという考え方が、千鶴と咲子の両方を通して描かれています。

そしてこれは、充とあずさの関係にも重なります。

二人も配偶者に隠れて会っていましたが、それだけで「不倫していて、いずれ一緒になりたかった」とは限りません。

千鶴の話をあえて同じ回に入れたのは、男女の関係には、結婚や恋人とは違う形もあると先に見せるためだったのではないでしょうか。

だから千鶴は、ただの恋愛相談役ではありません。

咲子が「関係に名前をつけなくても、大切な人とは一緒にいていい」と気づくための、もう一つの生き方を見せる人物だったのだと思います。

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第6話予告|帰ってきた充が「この1年間の真実」を語る

第5話のラスト、咲子が充の物を捨て始めたその日に、1年間行方をくらませていた充が突然帰ってきました。

第6話では、ついに咲子・樹生・充の3人が初めて顔を合わせます。

そして充の口から、この1年間どこで何をしていたのか、なぜ姿を消したのかが少しずつ語られていくようです。

ここで最も知りたいのは、やはり事故の日、なぜ充とあずさが一緒に長野へ向かっていたのかです。

毎月第3金曜日にコインランドリーで会っていた二人が、なぜあの日だけいつもの場所を離れたのか。

さらに咲子は、充と初めて出会った日や、夫婦として過ごしてきた時間を振り返ります。

充が帰ってきても、咲子の心はもう1年前と同じではありません。

「ただいま」と帰ってきた充を知ったうえで、それでも咲子はもう一度夫婦を選ぶのか。

第6話は、充とあずさの秘密だけでなく、咲子が誰と、どんな関係でこれから生きていくのかを決める大きな回になりそうです。

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まとめ

第5話では、事故から1年が近づく中、咲子と樹生が少しずつ亡くした相手との別れを受け入れ始めました。

樹生は心の中のあずさに「元気でね」と告げ、咲子も充との電話を通して、樹生がすでに「別の大切な人」になっていることに気づきます。

一方、充とあずさについては、毎月第3金曜日にコインランドリーで話していたことが判明しましたが、なぜ事故の日だけ二人で長野へ向かったのかはまだ分かりません。

そして咲子が充の物を捨て、ようやく前へ進もうとしたその瞬間、充が「ただいま」と帰ってきました。

充はなぜ今帰ってきたのか。そして1年間の真実を知った咲子は、それでも充との夫婦生活を選ぶのか。

第6話では、充・咲子・樹生の3人が初めて向き合い、これまで残されてきた謎が大きく動きそうです。

樹生役の中島歩さんは、金城武さんや伊藤英明さんなど「誰かに似ている」と感じる人も多い俳優です。比較画像で、似ている芸能人を見比べています。

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