VIVANT23話|野崎は死んだ?リュウが撃った理由を考察

『VIVANT』第23話のラストで、リュウが野崎の胸を撃ちました。

前回の第22話では、ドラムを6発撃ちながら1発も内臓に届いていなかったこと、チンギスに届いた座標入りメール、そして監視を切った「ご褒美タイム」から、リュウは野崎の味方として動いていると考察しました。

ところが、そのリュウが今度は野崎を撃った。

これで味方説は崩れたのでしょうか。

野崎への銃撃まで含めて、リュウと野崎の作戦だったと考えます。

さらに第23話では、ジャミーン=プリシャがDNA検査で確定し、エリシャ博士が残した「最後の鍵」も明らかになりました。

最終回直前、第22話から積み上がった違和感をつなげて考察します。

目次
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VIVANT第23話あらすじ|野崎銃撃まで

第22話ラストでシンシーに包囲された薫やジャミーンたちを救うため、乃木は体に爆弾を巻いて姿を現しました。

相手が動揺した隙を突いてシンシー側を制圧し、薫には自分が別班であることを告白。

その後、乃木、ノコル、チンギスは奥出雲にいるベキのもとを訪れ、7年前にプリシャを救出した経緯を聞きます。

さらにDNA検査によって、ジャミーンとエリシャ博士が親子である確率は99%と判明し、ジャミーン=プリシャが確定しました。

エリシャ博士は、核融合データを手にするためには複数の試練を越える必要があり、「最後の鍵を開けるのはプリシャだ」と乃木に伝えます。

しかしその後、乃木たちはタイラン側の罠にはまり拘束。

ラストでは、リュウが野崎に「さようなら愛しき人よ」と告げ、胸を撃ち抜く衝撃の展開で終わりました。

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野崎は死んでいない?リュウが本当に殺すとは考えにくい

第23話のラストだけを見れば、野崎は死んだように見えます。

リュウは至近距離から野崎の胸を撃ち、血も飛びました。

しかし、ここでそのまま「野崎死亡」と受け取るのは早いと考えます。

理由は、第22話のドラムです。

リュウはドラムを6発も撃ちました。

普通なら致命傷になってもおかしくない銃撃です。

ところがCTでは、6発とも内臓に届いていませんでした。

しかもリュウはとどめを刺さず、ドラムを埋めるよう指示。

その場所には、座標入りの謎メールを受け取ったチンギスが現れ、ドラムを救出しています。

つまり第22話ですでに、「リュウが撃つ=本当に殺す」ではないという描写を見せています。

それをわざわざ1話前に入れておいて、第23話だけ「今度は普通に野崎を殺しました」では、あまりにも単純です。

今回の銃撃もドラムと同じく、野崎を死んだことにするための芝居だと見ています。

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なぜリュウは野崎を撃たなければならなかったのか

では、味方ならなぜ野崎を撃く必要があったのでしょうか。

ここが今回一番面白いところです。

第23話で野崎たちは、核融合技術に関する重要な秘密を知ってしまいました。

エリシャ博士。

プリシャ。

体に埋め込まれていたディスク。

そして、そのデータへたどり着くための方法。

タイラン側からすれば、ここまで知った野崎を生かして帰す理由はありません。

もしこの場でリュウが野崎をかばえば、リュウ自身が裏切り者だとバレます。

だからリュウには、「自分の手で野崎を殺した」と敵側に信じ込ませる必要があったのではないでしょうか。

ドラムの時も同じでした。

敵の目の前では容赦なく撃つ。

しかし実際には生き残る道を残している。

野崎をシンシーから逃がすには、正面から助けるより「死んだ人間」にしてしまう方が確実です。

今回の銃撃は、裏切りではなく救出作戦の一部だと考えます。

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「さようなら愛しき人よ」は本当の別れではない?

リュウが野崎を撃つ直前に言った、「さようなら愛しき人よ」という言葉も気になります。

本当に殺す相手への最後の言葉とも取れます。

しかし、これまでの2人の関係を考えると、別の意味に感じます。

リュウは何度も野崎の牢へ入り、監視を切り、カーテンを閉めて「ご褒美タイム」を過ごしていました。

前回は、ここで2人が作戦を立てていたと考察しました。

もしそうなら、野崎は今回自分が撃たれることまで知っていた可能性があります。

そう考えると、「さようなら愛しき人よ」は野崎本人への別れではなく、「シンシーに捕らわれている野崎」という立場との別れとも読めます。

ここで野崎を一度“死なせる”。

そして別の形で復活させる。

第1シーズンでベキ、バトラカ、ピヨを死んだことにした『VIVANT』なら、十分あり得る仕掛けです。

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「ご褒美タイム」で野崎を救う準備をしていた?

今回の銃撃を見ると、第22話でまだ説明されていない「ご褒美タイム」がさらに怪しくなります。

リュウは野崎の部屋に大きな荷物を持ち込み、監視カメラを切る。

カーテンを閉める。

音楽を流す。

そして長時間2人きりになる。

ただ会話をするだけなら、ここまで隠す必要はありません。

ここで、今回の銃撃を生き延びるための準備までしていたのではないかと考えます。

防弾の仕掛けなのか。

撃つ場所を事前に決めていたのか。

血が出たように見せる仕掛けなのか。

具体的な方法まではまだ分かりません。

ただ、あれだけ長く「誰にも見られない時間」を作っていた以上、最終回で何も回収されない方が不自然です。

第22話の「ご褒美タイム」は、今回の野崎銃撃につながる伏線だったのではないでしょうか。

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ジャミーン=プリシャ確定で終わりではない

第23話では、もう一つ大きな謎が回収されました。

DNA検査によって、エリシャ博士とジャミーンが親子である確率は99%と判明。

ジャミーン=プリシャが確定しました。

しかし、ここは「正体が分かった」で終わりではありません。

むしろここからが本題です。

エリシャ博士は乃木に、「これから、とてつもない冒険が始まる」と話し、データを手にするには動物的直感力、知力、精神力、そして苦境を共にする仲間が必要だと説明しました。

さらに、「最後の鍵を開けるのはプリシャだ」とはっきり告げています。

ここで重要なのは、プリシャが博士との交渉材料だったこととは別に、データを手にするための「最後の鍵」にもなっている点です。

プリシャ本人がいなければ、核融合データにはたどり着けない仕組みになっている。

ここが重要です。

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3つの言葉はパスワードではないか

エリシャ博士は乃木に、プリシャへ一言一句正確に伝えるよう念を押し、

ヘブライ語で「お前は希望の子」。

英語で「祝福の中を歩め」。

トルコ語で「いつまでも」。

という3つの言葉を託しました。

なぜ3つの言語なのか。

なぜ「一言一句正確に」なのか。

普通の父親から娘へのメッセージなら、ここまで正確さを求める必要はありません。

この3つの言葉そのものが最終的なパスワード、あるいはプリシャに何かを思い出させるための暗号だと考えます。

さらに博士は、「時間との戦いに勝利した時、真実の扉は開かれる」とも言っています。

これは単なる比喩ではなく、実際に時間制限のある仕掛けが用意されているのではないでしょうか。

そして最後にプリシャが3つの言葉を使う。

そこで初めてデータへたどり着く。

最終回は、ただ敵を倒すだけではなく、乃木たちが仲間と仕掛けを解き、最後にジャミーンが扉を開ける展開になると考えます。

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アディエルはデータをどこへ隠した?

エリシャ博士は、プリシャの体にディスクを埋め込んでいました。

しかし薫によれば、ジャミーンを保護した時には体内に何も残っていませんでした。

ということは、アディエルがディスクを取り出したところまでは間違いないでしょう。

問題は、その後です。

エリシャ博士は「絶対に見つからない場所」へ隠すよう指示していました。

そして博士自身が、動物的直感力。知力。精神力。仲間。時間との戦い。

最後の鍵はプリシャ。

と説明しています。

これを見ると、アディエルが単純に金庫や地中へ隠したとは考えにくい。

ディスクの隠し場所そのものが、複数のヒントをたどらなければ到達できない仕掛けになっていると考えます。

最終回で乃木たちが挑む「とてつもない冒険」とは、このディスク探しなのではないでしょうか。

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野崎銃撃と核融合データは最後につながる?

一見すると、野崎とリュウの問題。

プリシャと核融合データの問題。

この2つは別々に見えます。

しかし、最終回ではここがつながると考えます。

乃木たちがデータを探すには、敵側の動きを把握する人物も必要です。

もし野崎が本当に死んでいないなら、敵側に死んだと思わせた状態で裏から動けます。

そしてリュウも敵側に残る。

表では乃木たちがデータを探し、裏では野崎とリュウが敵を止める。

この二重構造になるのではないでしょうか。

野崎を“死なせた”こと自体が、最終回の反撃開始の合図だった。

ここが第23話ラストの本当の意味だと考えます。

第1シーズンから残る伏線や、第22話までに回収された謎はこちらで整理しています。

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まとめ|リュウは野崎を裏切っていないと考察

第23話でリュウは野崎の胸を撃ちました。

しかし第22話のドラムへの6発の銃撃、チンギスへの座標入りメール、「ご褒美タイム」をつなげると、リュウが突然本当に野崎を殺したとは考えにくいです。

野崎銃撃まで含めて、リュウと野崎の作戦だった。

そう考えます。

そしてもう一つの軸が、ジャミーン=プリシャ。

エリシャ博士が「最後の鍵を開けるのはプリシャだ」と明言した以上、ジャミーンは最終回で中心人物になるはずです。

3つの言葉は何を開くのか。

アディエルはディスクをどこへ隠したのか。

そして“死んだ”野崎はどこで復活するのか。

最終回では、この3つが一気につながると考えます。

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